10月21日(木曜日)、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第13回例会(於箕面市役所)が開催されました。今回の例会では、(1)バス停新設に関する進捗状況と課題、(2)「ナラ枯れ」の監視体制と早期対応などについて協議が行われました。当日、箕面国有林で活動する市民団体から8名、関係行政機関から5名、傍聴者3名の出席があり、当所より所長ほか3名がオブザーバーとして出席しました。
議論された主な内容は、以下のとおりです。
(1)バス停新設に関する進捗状況と課題
(ア)阪急バス(株)に対して設置要請したところ、路線設定に関連する財団の了解が必要。
(イ)経費負担は、申請者負担。
(ウ)警察署の許可が必要。
(エ)国有林内に既設遊歩道への連絡歩道が必要。
以上を踏まえ、各関係者への協議を進めていくとともに、京都大阪所においては、連絡歩道の設置について検討を行うことにしました。
(2)「ナラ枯れ」の監視体制と早期対応
(ア)プロジェクトチームによる近隣地域での発生状況報告。
(イ)遠望による早期発見、市民への「ナラ枯れ」についての広報及び関係行政機関等との情報の共有。
(ウ)監視体制の創設。
以上を踏まえ、各関係者で実行できる対応策を行うことが確認されました。外山所長からは、京都大阪所での被害状況及び対応策方針も説明しました。
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例会の様子
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これ以外に、高島事務局長より、同協議会の取組経過報告が行われました。次に、奥村箕面の山パトロール隊隊長からは、12月4日開催の「箕面の山大そうじ大作戦」への参加協力要請が行われました。
最後に、高山流域管理調整官より、11月21日に開催予定の箕面市立とよかわみなみ外1幼稚園での親子木工教室への協力要請を行いました。更には、箕面ふれあいセンター清水所長からは、10月29日に開催予定の萱野北小学校児童による「オオクワガタの棲める森づくり」の植樹行事への協力要請、平成22年度グループ対抗里山デジカメ選手権の作品応募状況を説明しました。
京都大阪所のメールニュース10月号、森林管理局発行の森の広場10月号を配布しました。
なお、次回会合は、12月16日(木曜日)の予定です。
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