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更新日:2010年09月06日

京都大阪森林管理事務所

東京農業大学短期大学部の学生が嵐山国有林を視察

 9月1日(水曜日)に、東京農業大学短期大学部環境緑地科2年生の21名(引率:内田均准教授外1名)が環境植栽演習の京都研修として、嵐山国有林を訪れました。同研修は、4日間掛けて、京都市内にある寺院や神社の庭園などを見学するもので、昨年に引き続き嵐山国有林を視察していただきました。視察に当たっては、外山所長、髙山流域管理調整官、野村治山調整官の3名が対応しました。
当日は、まず、嵐山国有林の入口に当たる櫟谷(いちたに)神社の境内を使わせていただき、歓迎の意を述べた後、資料(※リンク)(PDF:1,527KB)に沿って、国有林の成立の背景、当所の概要及び嵐山国有林での取組、カシノナガキクイムシ被害などについて説明を行いました。

 

視察1

嵐山国有林の概要等について説明

 

その後、野村治山調整官の案内により、林内での治山事業等について学んでいただきました。まず最初に、平成21年度実行した保安林改良事業箇所において、その目的と実施内容等について説明を行い、特に、シカの食害により下層植生が貧しい状態にあることから、防鹿柵(金属製)の中の植生状況と柵外の状況を見比べていただき、顕著な違いを見ていただきました。次に、渓床の安定化を図るために設置した治山堰堤について、かなり以前から実施してきたことや堰堤上流に満杯に土砂が堆砂している状態こそが、本来の目的を果たしていることなどについて説明を行いました。また、蔵王権現堂や戸難瀬の滝など、林内における歴史的・文化的資源についても紹介しました。
学生からは、シカ等の野生動物の頭数制限の実施や来訪者の入林状況等について、積極的な質問がありました。
最後に、外山所長より、本日学んでいただいたことを今後の学習の中で活かして欲しい旨の挨拶を述べて、解散となりました。

 

 

視察2 視察3

平成21年保安林改良事業箇所の説明

嵐山国有林の地形及び植生について説明

 

 

 

 

 

 

 

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