ホーム > 「五山の送り火」に向けて、銀閣寺山国有林の作業道を整備
2010年8月10日
8月10日(火曜日)に、職員の手により、大文字山の登山道となっている銀閣寺山国有林の作業道の整備を行いました。
毎年8月16日には、京都市周辺の山々を舞台に、「五山の送り火」の行事が行われます。当所の管理する銀閣寺山国有林は大文字山に隣接していることから、送り火の準備に当たっては、国有林内の作業道を多数の車両が通行することになります。このため、当所では、毎年、「送り火」の前に、作業道の整備を行っています。
また、大文字山山頂には、万一の山火事に備えて防火貯水槽が設置されており、「送り火」当日は、麓の国有林内に設置された地下防火貯水槽から消防車で水をポンプアップして、防火用水を準備しています。当所では、地下防火貯水槽に砂や泥が堆積しないよう、作業道の整備とあわせて、毎年、取水口周辺の清掃も行っています。
当日は、8名の職員が参加して、作業道の整備と防火貯水槽の清掃に当たりました。作業道の整備では、スコップやツルハシを使って、横断溝(※雨水により道が浸食を受けないよう、道を横切る形で設置された溝)や側溝にたまった石や泥を取り除きました。防火貯水槽周辺の清掃では、取水口周辺に溜まった泥を排水口から排出するとともに、バケツでくみ出しました。
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取水口周辺の清掃 |
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作業道の清掃
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職員一同、沢山の汗をかきながら作業に当たりました!
作業は午前中には終了しましたが、真夏の暑さの中、職員一同、沢山の汗をかきました。8月16日には、「五山の送り火」が無事に執り行われることを職員一同祈念しております。
京都大阪森林管理事務所
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