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2010年7月16日

JICA地域別研修「アジア地域森林管理政策」の研修生が来所

7月16日(金曜日)に、JICAによる地域別研修「アジア地域森林管理政策-地方行政と住民との協働による持続的森林管理」の一環として、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、インドの研修生計12名が当所を来訪しました。同研修は、森林政策を実施する中心的なアクターである行政の役割と必要とされる能力について、我が国及び参加国からの事例を学び、各国での実施能力の構築を図ることが目的とされています。
当日は、まず、所内にて、福田所長より、国有林の成立や当所の概要、最近の主要取組などについて説明を行いました(※説明資料(PDF:709KB))。研修生からは、地元関係者との良好な関係の構築手法、カシノナガキクイムシによる被害の原因などについて、熱心な質問がありました。

 

概要説明

福田所長より管内概要を説明

 

その後、バスにて、高台寺山国有林の東山山頂公園に移動しました。現地では、福田所長より、資料に添って、高台寺山国有林の概要について説明を行った後、1時間半ほどかけて、林内の視察をして頂きました(※説明資料(PDF:1,681KB))。林内では、カシノナガキクイムシ被害対策や「世界文化遺産貢献の森林」としての森林施業、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験などについて紹介を行いました。

 

現地での説明

高台寺山国有林内での説明の様子

 

最後に、清水寺境内から高台寺山国有林を見て頂き、世界文化遺産の背景林としての重要性を理解して頂きました。
研修生には、京都の国有林が伝統、文化及び観光と密接に結びついていることを実地で学んで頂きました。京都の国有林で学んだことを自国での森林の管理・経営に役立てて頂くことを期待したいと思います。

 

清水記念撮影

清水寺で記念撮影

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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