2010年6月16日

御立籔国有林において森林ボランティア団体との協働による竹林整備を実施

6月11日（金曜日）に、御立籔国有林（木津川市）において、地元の森林ボランティア団体との協働による竹林整備を実施しました。御立籔国有林は全域がマダケの竹林となっており、岐阜、岩国と並ぶ「三大マダケ林」の一つとも言われています。竹林整備には、「サンフォレスター山城町」、「加茂の森林守り隊」及び「竹工房」の各団体から計14名、当所より福田所長をはじめとする9名が参加して、竹林内の枯れ竹、傾斜竹などの不良竹を除去・集積する作業を行いました。
当日は、まず、福田所長より、御立籔国有林の概要やこれまでの取組について説明を行い、竹林整備へのご協力をお願いしたい旨挨拶を述べました。
続いて、髙山流域管理調整官より竹林整備の作業手順について説明を行った後、参加者は2班に分かれて、作業を開始しました。

 

竹林整備の作業手順の説明

 

ボランティアの方々は、竹林整備の経験を積んでいることから、手際良く、枯れ竹、傾斜竹などを伐採・集積していきました。当所の職員も、慣れない作業ではありましたが、ボランティアの方々に負けないよう、集中して作業に取り組みました。2時間程度の作業で、52m3（6トントラック7台分）の不良竹を整理することができました。

 

竹林整備作業の様子

 

最後に、参加者との間で、今後の課題について、意見交換を行いました。参加者からは、参加者の確保、整理した竹の有効活用などについて意見がありました。

 

作業終了後の竹林

 

当所では、今後も、地元関係者の協力を得ながら、御立籔国有林における竹林の整備・管理に取り組む方針です。