ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 京都市立嵯峨中学校の生徒が嵐山国有林でヤマザクラを記念植樹
2010年3月4日
活動報告
2月26日(金曜日)に、嵐山国有林において、京都市立嵯峨中学校によるヤマザクラの記念植樹が実施されました。嵯峨中学校の生徒会では、昨年、嵐山周辺で開催された「嵐山花灯ろう」に、生徒手づくりの品を出展・販売した収入により、地域のためにサクラの植樹を行うこととしました。今般、嵐山保勝会を通じて、当所に記念植樹の相談があったことから、嵐山国有林にヤマザクラの苗木3本を植樹して頂くこととなりました。
当日は、嵯峨中学校から、宮﨑幹也校長をはじめとする4名の教諭と、生徒会を代表して2年生15名が参加しました。嵐山保勝会からは、磯崎副会長と早田理事が参加しました。当所からは、福田所長をはじめとする5名が植樹指導に当たりました。
記念植樹では、まず、宮﨑校長から、記念植樹への協力に対するお礼の挨拶がありました。福田所長からは、昔の嵐山はマツとサクラの明るい森であったが、人間が森林を利用しなくなったことにより、森林の状況が変化してしまったことを紹介した上で、今日の植樹は昔の景観を取り戻すための一助になることであり、大変うれしく思う旨あいさつを述べました。
挨拶を述べられる宮﨑校長
植樹場所に移動した後、小雨の中で、生徒達はヤマザクラの苗木3本の記念植樹にとりかかりました。
記念植樹に取り組む生徒達
嵐山では、シカやサルの害が多いため、植栽の後、防鹿ネットの取り付け作業も行いました。生徒たちは、植樹作業は初めての体験で、防鹿ネットの取り付け作業にも苦労していました。ただ、職員からの指示に対しては、いつも、元気な明るい声の返事が返ってきました。
防鹿ネットの取り付け作業の様子
最後に、標柱の前で記念写真を撮り、記念植樹は無事終了しました。
参加生徒達による記念撮影
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