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 「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」第5回会合と「第29回嵐山植林育樹の日」を開催

-「嵐山国有林の今後の取扱方針」を採択-

 

2010年3月1日

活動報告

 

2月25日(木曜日)に、旅館「嵐山辨慶」(京都市右京区)において、「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第5回会合を開催しました。今回の会合では、前回会合における意見を踏まえて修正した「嵐山国有林の今後の取扱方針(最終案)」を採択しました。
意見交換会には、前回に引き続き、地元関係者6名と専門家3名、計9名に委員として参加して頂きました。あわせて、京都市・京都府の関係部署から3名にオブザーバーとして出席して頂きました。

 

当日は、まず、福田所長より、前回会合における主な意見を紹介した上で、前案からの変更点に焦点を当てながら、「嵐山国有林の今後の取扱方針(最終案)」の説明を行いました。説明に対して、特段の意見はなく、「嵐山国有林の今後の取扱方針」が採択されました(※「嵐山国有林の今後の取扱方針」(PDF:221KB))。

 
意見交換会の様子
意見交換会の様子

 

続いて、地元関係者を代表して、浅葉委員(モンキーパークいわたやま園長)より、「嵐山国有林の今後の取扱方針」実施に当たっての地元からの期待と展望について発言がありました。
発言では、尾根筋のアカマツ林の保全、枯損木の伐採、シカやサルの試験的な駆除・捕獲に取り組むべき、林内利用のリスクは高いので、当面は条件整備に集中して、一般開放は5~10年後とすべき等の意見を述べるとともに、地元としても、継続的な取組を可能とするよう、嵐山保勝会を中心とする組織づくりに取り組みたいとの決意を表明しました。
これに対して、委員の間で、熱心な議論が行われました。議論の中では、委員より主に以下の点について発言がありました。

 

最後に、福田所長より、今回の意見交換会の成果は、先ほど採択した「嵐山国有林の今後の取扱方針」ではあるが、それ以上に、嵐山国有林に関係する人々の輪をつくることができたことが最も大きな成果であったと感じている、今後も、この「輪」を活かして、嵐山国有林の保全・管理に取り組んでいきたいので、引き続き、ご協力をお願いしたい旨述べて、閉会しました。

 

意見交換会に続いて、嵐山国有林内において、植樹行事「第29回嵐山植林育樹の日」を開催しました。この「嵐山植林育樹の日」は、昭和57年から毎年2月25日に嵐山保勝会との共催により開催している植樹行事で、今回で29回目となります。
当日は、嵐山保勝会より約20名の参加があるとともに、来賓として、意見交換会の関係者11名、及び京都市立嵯峨中学校の宮崎校長に来賓として出席して頂きました。


開会式では、まず、福田所長及び嵐山保勝会の石川会長より、開会の挨拶がありました。出席者紹介の後、宮崎校長から福田所長に、翌日に同中学の生徒が国有林内で植栽する予定となっているヤマザクラ3本の目録を授与しました。

 

植樹会場まで移動した後、来賓等が5名づつに分かれて、嵐山保勝会から寄贈された3本のヤマザクラ苗木の記念植樹を行いました。

挨拶を述べる福田所長

記念植樹の様子

挨拶を述べる福田所長

記念植樹の様子

 

最後に、記念写真を撮影して、解散となりました。

 

記念撮影

参加者全員による記念撮影 

 

当所では、今回採択された「嵐山国有林の今後の取扱方針」を踏まえて、地元関係者や専門家と連携しながら、嵐山国有林の保全に向けた取組を強化する方針です。

 

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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