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「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第7回例会を開催

2010年1月25日

活動報告

 

1月21日(木曜日)に、箕面市役所において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第7回例会が開催されました。今回の例会では、箕面国有林に隣接する大阪府営箕面公園での取組やカシノナガキクイムシ被害対策に関する発表などが行われました。
当日は、箕面国有林で活動する市民団体から10名の委員が、関係行政機関から9名の行政関係委員が参加しました。当所からは、福田所長、高山流域管理調整官、香呂指導普及主幹、吉岡箕面森林官の4名が出席しました。

会議では、まず、大阪府営箕面公園の指定管理者であるR&Bグループの松原氏より、箕面公園における「もみじ再生プロジェクト」について発表が行われました。発表では、現在、箕面公園において、「もみじ再生」「滝道魅力アップ」「箕面歴史物語」の3つのプロジェクトを進めている、「もみじ再生」プロジェクトでは、箕面公園内で、もみじの衰退が進んでいることから、関係者の参画により、「もみじ再生計画」を策定した上で、もみじ再生試験等を実施することを考えている等説明が行われました。

 箕面例会

例会の様子

次に、高島事務局長より、「市民参加による植生や景観保全の進め方について」として、本協議会は国有林を対象としているが、大阪府営公園や箕面市有林も国有林に隣接していることから、行政区分を超えて、一体的に情報交換を行うことができないかと考えている、ついてはご意見をお聞かせ願いたい旨述べました。これに対して、委員より、行政の縦割りを超えた情報提供が重要、できるだけ早い段階での情報提供が効果的である等の意見が出されました。議論の結果、具体的な情報共有の手法について更に検討を行うこととしました。

続いて、(独)森林総合研究所関西支所の衣浦グループ長より、「ナラ枯れ」の現状と対策について発表が行われました。発表を踏まえて、高島委員より、大阪府内では、既に高槻市及び島本町でカシナガ被害が確認されている、林内で被害木を発見した際には、まず、大阪府の農と緑総合事務所に一報をお願いしたい旨発言がありました。

最後に、箕面森林環境保全ふれあいセンターの田中指導官より、「オオクワガタの棲める森づくり」事業の進展状況について、高山流域管理調整官より、今後の保育間伐の実施予定などについて報告を行いました。

次回会合は、3月18日(木曜日)に開催される予定です。

 

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