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「京都伝統文化の森推進協議会」が平成21年度総会を開催

8月11日(火曜日)に、ホテルルビノ京都堀川において、平成21年度の「京都伝統文化の森推進協議会」総会が開催されました。「京都伝統文化の森推進協議会」は、京都東山の国有林(約190ha)を対象に、広範な関係者の参加を通じて、東山国有林の文化的価値につき情報発信を行うとともに、外部資金の導入を図りつつ、森林整備・景観対策を実施することを目的として、平成19年12月に設立されました。
当日は、協議会の顧問である朝比奈清近畿中国森林管理局長をはじめとして、山折哲雄会長ほか17名の委員が出席しました。当事務所からは、福田所長が「相談役」として出席しました。

総会では、まず、山折会長より開会の挨拶があった後、来賓を代表して、朝比奈局長より、国有林野事業では、国有林を国民に開かれた「国民の森林」とすべく、様々な関係者との連携を進めている、「京都伝統文化の森推進協議会」は、東山の国有林を舞台として、地域の皆様の主体的な参加により、森林の整備と森林の有する文化的価値の発信を進めて頂く取組であり、「国民の森林・国有林」という理念を実現するためにも、誠に有意義なものであると考えている、本日の審議を踏まえて、今年度も、「京都伝統文化の森推進協議会」の活動が更に活発なものとなることを期待する旨祝辞を述べました。

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祝辞を述べる朝比奈局長(写真左)
続いて、山折会長の議事進行により、「平成20年度事業実績報告及び収支決算報告」ほか3つの議題について審議が行われ、審議の結果、いずれも、原案通り採択されました。
その後、委員による意見交換が行われました。委員からは、「平成22年に名古屋で開催される生物多様性条約COP10において、本協議会としても、活動紹介を行い、世界に向けて情報発信を行うべき」「目指すべき森林の姿については、いきなり50年後、100年後の姿を設定すると、異論が噴出する可能性もある。森林の将来像は、施業を進めながら、徐々に固まっていけば良いのではないか」などの発言がありました。

最後に、福田所長より、高台寺山国有林における案内板・道標の設置、「京都東山国有林散策マップ」の作成について紹介を行いました(※HP記事「京都東山の国有林に地図・道標を設置、配布用マップを作成」へのリンク)。

当所では、今後とも、京都市と連携しつつ、「京都伝統文化の森推進協議会」の活動を支援していく方針です。

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