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京都伝統文化の森推進協議会が「東山を食べよう!薪割とシイの実料理」を開催

12月7日(月曜日)に、高台寺山国有林において、「京都伝統文化の森推進協議会」の主催によるイベント「東山を食べよう!薪割とシイの実料理」が開催されました。
高台寺山国有林では、平成17年にカシノナガキクイムシによる枯死木被害が発生して以来、枯死木の伐倒・くん蒸処理を行ってきました。これまで、処理済みの伐倒木は一部搬出したものの、多くは林内に放置されてきました。このため、「京都伝統文化の森推進協議会」では、伐倒木の有効活用を図るため、昨年に引き続き、薪割イベントを開催することとしました。また、今年は、薪割に加えて、高台寺山国有林の林分を優占しているシイの実を使った料理も行うこととしました。
イベントには、同協議会の活動協力団体である祇園商店街振興組合、弥榮自治連合会、清水寺門前会から約10名が参加しました。スタッフとして、京都市役所より、木戸林業振興課長ほか5名、当所より、福田所長、高山流域管理調整官、八田東山森林官が参加しました。

当日は、高台寺山国有林内の防火貯水槽付近に集合した後、木戸課長から開会の挨拶がありました。続いて、福田所長より、今年は京都市周辺でカシノナガキクイムシによる被害が拡大している、このような中、伐倒処理木を薪として活用して頂く試みは大変有り難いと感じている、また、高台寺山国有林に生育するシイの実も地域の資源として有効に活用して頂きたい旨挨拶を述べました。

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挨拶を述べる福田所長

その後、薪割作業とシイの実料理の担当に分かれて、作業にとりかかりました。薪割作業では、林内に放置してある伐倒処理木を運んだ上で、斧による薪割を行いました。シイの実料理では、薪割でつくった薪を簡易かまどで燃やして、餅米を蒸らし、高台寺山国有林産のシイの実を混ぜた上で、杵で餅つきをしました。1時間半ほどの作業を終えた後、参加者全員で、シイの実入り餅を試食しました。シイの実入り餅は、ほのかな甘みがあり、好評でした。

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薪割作業とシイの実入りの餅つきの様子

最後に、記念写真を撮影した後、解散となりました。
当所では、今後とも、「京都伝統文化の森推進協議会」による活動を積極的に支援する方針です。

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参加者全員による記念撮影

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