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オムロン(株)が長刀坂国有林で「森林整備活動」を開催

11月28日(土曜日)に、京都市右京区北嵯峨の長刀坂(ちょうとうざか)国有林において、オムロン(株)による「森林整備活動」が開催されました。長刀坂国有林は、本年4月23日に当所と(社)京都モデルフォレスト協会が協定を締結した締結した「ふれあいの森」となっており、オムロン(株)は(社)京都モデルフォレスト協会による活動を支援しています。
森林整備活動には、オムロン(株)京都事業所より喜井総務部長をはじめとする44名の社員とその家族が参加しました。スタッフとして、(社)京都モデルフォレスト協会及び京都府から担当者3名が、当所からは髙山流域管理調整官、坪倉森林官、二宮係員の3名が指導に当たりました。
当日は、まず長刀坂国有林の麓にある後宇多天皇陵前において、開会式を行いました。開会式では、オムロン(株)京都事業所の喜井総務部長より、オムロン(株)の社名に由来する「御室川(おむろがわ)」の上流に位置する長刀坂国有林で、このような社会貢献活動に取り組めるようにご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げる、参加いただいた皆様におかれては、秋深まる今日一日、自然の中で体を動かし、怪我の無いよう活動に取り組んで頂きたい旨、開会の挨拶がありました。

開会式終了後、5班に分かれて、「長刀坂」と呼ばれる坂道を20分ほど登り、当日の作業エリアに向かいました。作業エリアでは、各スタッフより除伐の具体的な方法について説明を行った後、作業を開始しました。
参加者の中には、昨年の経験者が半数以上いたことから、ノコギリによる除伐は見る見るうちにはかどっていきました。また、親子で声を掛け合いながらの共同作業も見られ、微笑ましい光景でした。スタッフから、そろそろ作業を終わりましょうと声を掛けたにもかかわらず、あともう少しと、夢中になって取り組まれる姿もありました。
1時間程の作業でしたが、林内は見違える程明るくなり、アカマツの生育に適した環境づくりが進みました。

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刃物の使い方について職員が指導する様子 除伐作業に取り組む様子

林内で昼食をとった後、シイタケ栽培の準備作業に取りかかりました。まず、京都林務事務所の山口専門官よりシイタケ栽培の手順を説明した後、午前中に伐採したコナラ5本をシイタケ原木のサイズ(長さ90cm)に玉切りを行い、林内の伏せ込む場所まで運びました。来年の2~3月頃に、担当者により種駒の植菌を行う予定です。下山後、オムロン労組京都支部の東影執行委員長より今日参加された皆さんが広告塔となって社内で楽しかったことや自然での体験のすばらしさを話し、参加者の輪を広げて欲しい旨の閉会挨拶があり、1日の活動が無事終了しました。
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参加者みんなで記念撮影

当所としては、今後も長刀坂国有林における(社)京都モデルフォレスト協会並びにオムロン(株)による森林整備活動を積極的に支援していきます。

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京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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