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 JICA地域研修「コンゴ盆地周辺国森林保全研修」の研修生が来所

12月9日(水曜日)に、JICAによる地域研修「コンゴ盆地周辺国森林保全研修」の一環として、コンゴ盆地周辺諸国8ヶ国(ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ、コンゴ(民)、ガボン、ルワンダ)の研修生11名が当所を来訪して、高台寺山国有林の視察を行いました。
本年2月には、同研修の開始に先立ち、コンゴ盆地周辺諸国の政府高官9名が研修内容の具体化のために来日して、当所管内の視察もして頂きました(※記事へのリンク)。今回の研修は、2月の視察結果を踏まえて計画されたもので、我が国における森林保全・管理の取組を踏まえて、自国への適用方法を検討することを目的としています。当所では、「国有林の管理」をテーマとして視察して頂きました。
当日は、まず、所内にて、福田所長より、当所の管内概要と最近の主な取組について説明を行いました(※説明資料(フランス語(PDF:1,060KB)))。参加者からは、カシノナガキクイムシの防除手法やかつての村落共同体による森林利用の形態などについて熱心な質問がありました。
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当所の管内概要等を説明する福田所長

高台寺山国有林に移動した後、福田所長の案内により、東山山頂公園から清水寺まで高台寺山国有林の林内を視察して頂きました。福田所長からは、林内を1時間ほど歩きながら、高台寺山国有林の歴史的変遷やカシノナガキクイムシの被害対策、「京都伝統文化の森推進協議会」による活動などのトピックについて紹介を行いました。参加者からは、地元関係者との協力関係のあり方、社寺による森林管理への関与、林内に生育する薬用植物の利用可能性などについて、多くの熱心な質問がありました。清水寺到着後、参加者達は、清水寺の背後に立派な国有林があることに驚きの声を上げていました。

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高台寺山国有林の視察の様子 高台寺山国有林を背景に記念撮影

研修生には、京都の国有林が伝統、文化及び観光と密接に結びついていることを実地で学んで頂きました。京都の国有林で学んだことを自国での森林の管理・経営に役立てて頂くことを期待したいと思います。

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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