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2009衣笠山森林教室 ~遊々の森「きぬかけの森」を観察しよう!~

平成21年10月21日(水曜日)に、京都森林インストラクター会の主催により、衣笠山国有林において、金閣小学校の3年生(3クラス108名)及びにじの子学級(15名)の児童を対象とした「2009衣笠山森林教室」が開催されました。衣笠山国有林は、当所と金閣小学校の間で協定を締結した「遊々の森」となっています(※)。森林教室には、京都森林インストラクター会から12名、学校から10名、引率保護者6名、当所から3名の職員がスタッフとして指導に当たりました。
当日は、開会式の後、10班に分かれて衣笠山一周コースに出発しました。

今日の課題は、
1)森林の観察メモ:コースで見つけたものなどをチェックする。
2)実体視鏡・双眼顕微鏡での観察:立体写真、葉っぱの拡大を見る。
3)どんぐりのキーホルダー作成:山で各人一個だけ気に入ったものを拾う。
4)落ち葉のパウチ:秋色に染まったさまざまな色や種類の葉っぱを見つけて拾う。
で行いました。

児童たちは、森林インストラクターからの樹木や落ち葉、キノコなどに関する説明を熱心に聞いていました。衣笠山山頂(標高201m)では、坪倉上賀茂森林官より国有林の仕事や境界標識について説明を行いました。
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森林インストラクターや上賀茂森林官による境界標識の説明等を熱心に聞く児童たち

学校に戻ってからは、児童たちが楽しみにしてたどんぐりの工作と葉っぱのパウチを行いました。
林内でどんぐりや葉っぱを拾うことの出来なかった児童もいましたが、京都森林インストラクター会の事前準備や当所職員の機転の利いた対応(事案が発生することを想定して葉っぱを拾う)により事なきを得ることが出来ました。児童たちは終わりの時間いっぱいまで熱心に作品作りに取り組みました。出来上がった作品を手にして満足そうな児童達の姿を見て、スタッフ一同は達成感を得ることが出来ました。
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素敵な葉っぱパウチの作品が出来ました! どんぐりのキーホルダー作りに真剣です!

最後に、髙山流域管理調整官より、「今日の森林教室をきっかけに森林に興味を持っていただきたい」と閉会の挨拶を行って、一日の森林教室を終えました。


※「遊々の森」とは、
学校等と国有林が協定を締結することにより、学校教育の中で、国有林を自然体験や森林学習を行うフィールドとして継続的に利用できる制度です。
当所と金閣小学校は、平成15年に衣笠山国有林を対象に「遊々の森」協定を結んでいます。

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