ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 京都市立蜂ヶ岡中学校の生徒による職業体験を受け入れ~生き方探究・チャレンジ体験~
9月10日(水曜日)から12日(金曜日)にかけて、京都市教育委員会の主催による「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業の一環として、京都市立蜂ヶ岡中学校の2年生3名(男子1名、女子2名)を受け入れ、職業体験をしていただきました。 | ||||||
初日は、元山流域管理調整官より、当所の概要、森林の持つ公益的機能、森林施業の基礎について説明を受けた後、安祥寺山国有林に移動して、間伐とコンパス測量を体験しました。 |
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女子生徒2名は鋸を初めて使うとのことで、立木を思いどおりに伐ることが出来ず、疲れた腕を何度も振っていました。 | ||||||
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間伐体験の様子 | コンパス測量の様子 | |||||
二日目は、不明となった境界標の探索の手伝いをしていただきました。まず、松本主幹、坪倉森林官、白木技官より作業及び使用機械等の説明を受けた後、交代でトランシットやプリズムミラーを使った不明標探索を体験しました。作業では、三脚の設置、水準器・求心の微妙な調整等に苦労していましたが、ボタン一つで角度や距離が表示されることに驚いた様子で作業していました。 |
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三日目は、当所が銀閣寺山国有林で取り組んでいる「古都のマツの緑復活プロジェクト」の手伝いをしていただきました。 |
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まず、仁平森林官より、プロジェクトの概要、作業方法等の説明を受けた後、昨年、雑灌木類の除伐を行った尾根部において、竹製の熊手による地掻き作業を行いました。表層部の腐葉土はかなり厚く堆積していることから、生徒達は何度も同じ場所を熊手で掻き起こしました。作業終了後には、昨年森林ボランティアにより実施した地掻施業区を見学し、多くの稚樹が発生しているのを確認して、自分たちが地掻きしたところにも多くの稚樹が発生することを願いました。その後、京都市内を一望できる大文字山で昼食を摂り、三日間の体験を終了しました。 |
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地掻き作業の様子 | 作業の様子 | |||||
期間中は好天に恵まれたこともあり、日中は30度を超える日差しの中で、自然を相手に働くことの大変さと楽しさを体で学びました。 |
京都大阪森林管理事務所
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