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山林防火ハイキンク゛で山火事予防の呼びかけ

~山林防火にご協力を~

平成18年4月16日(日曜)曇りのち晴れ(のち雨)

5月の連休前後のこの季節は、山火事が発生しやすくなります。これから草木も新芽を出してきますが、今はまだ枯れ草や落ち葉が多く、晴れた日が続くと乾燥して、ささいな火元から山火事になってしまうことがあります。いったん山火事になってしまうと、何十年、何百年かけて大きくなった樹木もダメになってしまいます。
さて、山火事の原因で多いものはなんだと思いますか。
一番多いのが、タバコのポイ捨てや歩きタバコの火元が落ちて山火事になることです。緑の自然を失わないように、タバコを吸う人は携帯灰皿を使うなど気を付けてハイキングを楽しんで下さい。

4月16日は、山科消防署の活動の一環の「山科少年防火クラブ」による「山林防火ハイキング」が行われました。京都大阪森林管理事務所からも3名が参加してハイカーに山林防火を呼びかけました。
当日は、朝から曇りがちでしたが、集合時間の頃には青空が広がって、気持ちの良い山林防火ハイキングになりました。

集合場所の「八神社」(銀閣寺の横)に山科少年防火クラブの小学生4年生から6年生と、保護者の方、山科消防署、京都大阪森林管理事務所、約50名が集まりました。
10時に出発し、山道を谷に沿って歩き出し、ほどなく「防火貯水えん堤」に到達。休憩しながらこの、防火貯水えん堤の説明がされました。
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景観に配慮し、地下に貯水できる仕組みになっています。貯水量は60tで、上流からの水で常に満水状態となっており、あふれた水は流れて出て行きます。
2 防火貯水漕からは急な上り坂です。上がりきったところが、送り火の大文字の火床です。まだ、桜も咲いていました。市内から大文字が見えるように、大文字からは市内がパノラマのように一望できます。汗をかいて登ってきましたが、疲れたことも忘れてしまいました。
火床には、ハイカーの方が多くおられ、山林防火を呼びかけるティッシュペーパーを配りました。
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火床からさらに、尾根筋を登り三角点(標高約400m)のある山頂でお昼を食べ、鹿ヶ谷を経由して安祥寺山国有林の尾根筋を進みす。平成11年に山火事になった場所へと到達です。
山火事跡に植えた広葉樹や実生のアカマツが一面に伸び出してきていました。この場所で山火事とその後の状況について説明し、山火事の怖さをわかってもらえたようです。
このあと、山を下って山科の毘沙門堂で解散となりました。
皆さんお疲れ様でした。

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