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北大冠小学校2年生の森林教室(高槻市:楊梅山国有林)

「高槻里山ネットワーク」の皆さんの
活動地を訪ねる
--「北大冠小学校」の2年生83名の森林体験--

平成18年10月13日(金曜)
楊梅山国有林(高槻市)


楊梅山国有林は、高槻市内にあり、近くには、神峰山寺や本山寺、ポンポン山などもあります。また、すぐそばを「明治の森箕面国定公園」から「東京都八王子市の高尾の森」まで続く東海自然歩道が通っています。
その楊梅山国有林のうち一部が「ボランティアによる森林整備の森」として、「高槻里山ネットワーク」と「京都大阪森林管理事務所」との間で協定(平成16年 4月1日)が結ばれています。
現在、ボランティアの方々の協力により森林整備が行われているところです。
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焼杉゙で作られた看板 コースの看板
森の入り口から、焼杉板を使った手作りの立派な看板が目を引きます。
森の中は、尾根コース、イノシシ谷コース、中央コース、せせらぎコース、展望台コースの4つの歩道が整備され、そこにある木の種類などから、ヤマモモの丘、クスノキ広場、せせらぎ広場など、親しみやすい名前がつけられた場所があります。

歩道を巡ると「イノシシのぬた場」あり、「ミツバツツジの群生地」あり、「スギの巨木」や「幻の滝」、「アカマツ林再生地」などがあります。森林整備が、楽しみながら自然(里山林)の再生と森林環境教育に活用できる山づくりを目指しておられる様子が手に取るように分かります。
ここまでのご苦労も大変なことと、感銘を受けました。
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山の中でのお弁当 ナナフシをつかまえた!! みんなで記念撮影
この日は、北大冠小学校の二年生全員が森林体験に訪れていました。
午前中は、6人の児童に1人の割合で会員さんが付かれ、丁寧な自然探索指導がされました。
クスノキ広場でお弁当のあと、なごやかな森林教室が実施されました。

ほどよい木漏れ日の中、落ち葉でふわふわのなだらかな広場で、こどもたちの楽しそうな様子を見せていただき、またこの山に来たいと思ったのは、こどもたちだけではありませんでした。

「高槻里山ネットワーク」の皆さん、そして北大冠小学校の皆さん楊梅山国有林をこれからもどうぞよろしくお願いします。
(ちょっと一休み:豆知識)
国有林の名前について
楊梅山国有林(ようばいさんこくゆうりん)の「楊梅」とは、ヤマモモ(ヤマモモ科)のことです。
この国有林の中にはヤマモモが多く自生しています。ヤマモモは常緑広葉樹で雌雄異種、高木になります。夏に赤く実が熟し、食べることが出来ます。
           
 

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