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「古事の森」下刈りイベントを実施

~「古事の森」400年の計画の「100分の1」が経過~

「古事の森」下刈りイベントを実施
--鞍馬山国有林--

平成18年9月10日(日曜)
鞍馬山国有林で「古事の森」下刈りイベントを実施


雨の中、下刈り作業

鞍馬山国有林に設定されている「京都古事の森」は、貴重な文化的建造物の修復に必要な木材を育てるため、全国のトップをきって、平成14年と15年に植栽されました。
400年という壮大な計画の内の、今年で約100分の1が経過したことになります。
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2 今回、ボランティアの皆さんに、下刈をお願いしましたが、当日は残念ながら雨。折角の皆様のお力を十分発揮していただくことが出来ず、とても残念なことでした。
しかしながら、午後からの懇談会において、貴重なご提言とご意見、そして育成への励ましのお声をたくさんいただき、大変、有意義な会となりました。
心よりお礼を申し上げます。
みんなで植えたヒノキシカの食害からどう守る!?
懇談会の中で、一番大きく取り上げられた課題は、「シカの食害」への対策です。
現在の「京都古事の森」は「植生保護管」あるいは「獣害防護管」なるものによって、一本一本保護を施しております。そのため、これまでの成長過程では、まだ、「シカによる食害」は免れております。
最近、ようやく保護管の上からヒノキの穂先が出てき始めたところです。今後、どのような対策をするか、保護管をはずしたあとの「シカの皮剥ぎ」に対してどうするかが、大きな課題としてあります。
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ヒノキの保護とシカの頭数制限の両面からの対策が必要である事が話題になりました。
ヒノキの保護の方法について、今後具体的な計画を検討する事で懇談会を終了しました。

雨の中、ご参加をいただきました育成ボランティアの皆様を始め、多大なご協力をいただきました京都森林インストラクター会の皆様、本当にありがとうございました。
 

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