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*******平安*******
*******第35号*******
=== 平成22年 9月 1日 ===
林野庁近畿中国森林管理局
京都大阪森林管理事務所メールニュース
7月30日付けで、福田淳所長が林野庁企画課に異動となり、後任として、関東森林管理局から外山武比古(とやまたけひこ)所長が8月5日(木曜日)着任しました。
7月28日(水曜日)・29日(木曜日)の2日間、近畿農政局内において、『田んぼも森も牛たちも、僕も私も生きている』をテーマに、「特設!夏休みこども『消費者の部屋』」を近畿農政局と当所の共催で開催しました。、近畿農政局からは、環境の部屋、お米の部屋を設置し、各分野ごとに工夫を凝らした展示を行いました。当所からは、展示コーナー「森林の部屋」の設置と併せて「夏休み親子木工教室」を開催しました。
展示コーナー「森林の部屋」では、二酸化炭素の吸収や生物多様性の保全など、森林のはたらきについてのパネルを展示して、来場者に説明を行いました。また、森林のはたらきに関するクイズも行い、2日間を通じて122組の親子にチャレンジしていただきました。参加者には、モックンをプレゼントしました。
「夏休み親子木工教室」には、一般から114組の応募があり、抽選で京都市内に住む親子30組76名に参加して頂きました。また、近畿農政局より5名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより4名、当所より9名の総勢18名(延べ人数36)の職員が、スタッフとして指導に当たりました。当日は、まず、当所の片山上席調整官より、開会の挨拶があった後、二宮係員と香呂指導普及主幹が、森のはたらきについて、「土」「水」「空気」の3点からパワーポイントを使用して説明を行いました。
続いて、箕面森林環境保全ふれあいセンターの本田自然再生指導官により、刃物など道具の使い方に関する安全指導を行った後、作業を開始しました。こどもたちは、職員が準備した木の円盤やどんぐり、小枝などの材料を利用して、思い思いに想像力を働かせ、創作を行いました。また、今回は木の厚みや大きさの違う丸太や板も材料に加えました。こどもたちの手にふれると、マジシャンのように、「さかな」や「オオクワガタ」などに変わっていきました。
2時間の作業時間は、作業に熱中しているうちに、あっという間に終了し、こどもたちの個性あふれる作品が完成しました。作品の中には、どんぐりのお家、クマの壁掛け、クワガタ、せみとマツぼっくりの置きものなどもありました。
最後に、当所の片山上席調整官から「日本では、国産の木材があまり使われていませんこのため、手入れが行き届かないスギ、ヒノキなどの人工林が増えています。植える、育てる、収穫する、木を上手に使うというサイクルが多くの生き物を育て、二酸化炭素をたっぷり吸収する元気な森をつくります。本日の木工教室をきっかけとして、日本の木、国産の木を使っていただくことが、環境にも優しく、森を元気にします。」旨挨拶を述べました。参加者全員で片付けをした後、こどもたちは完成した作品を手に、帰路につきました。
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/220728natuyasumimoltukoukyousitu.html
8月10日(火曜日)に、職員の手により、大文字山の登山道となっている銀閣寺山国有林の作業道の整備を行いました。
毎年8月16日には、京都市周辺の山々を舞台に、「五山の送り火」の行事が行われます。当所の管理する銀閣寺山国有林は大文字山に隣接していることから、送り火の準備に当たっては、国有林内の作業道を多数の車両が通行することになります。このため、当所では、毎年、「送り火」の前に、作業道の整備を行っています。
また、大文字山山頂には、万一の山火事に備えて防火貯水槽が設置されており、「送り火」当日は、麓の国有林内に設置された地下防火貯水槽から消防車で水をポンプアップして、防火用水を準備しています。当所では、地下防火貯水槽に砂や泥が堆積しないよう、作業道の整備とあわせて、毎年、取水口周辺の清掃も行っています。
当日は、8名の職員が参加して、作業道の整備と防火貯水槽の清掃に当たりました。作業道の整備では、スコップやツルハシを使って、横断溝(雨水により道が浸食を受けないよう、道を横切る形で設置された溝)や側溝にたまった石や泥を取り除きました。防火貯水槽周辺の清掃では、取水口周辺に溜まった泥を排水口から排出するとともに、バケツでくみ出しました。
作業は午前中には終了しましたが、真夏の暑さの中、職員一同、沢山の汗をかきました。
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/220810ginnkakujiyama_seibi.html
8月21日(土曜日)に、箕面市立障害者福祉センター「ささゆり園」において、養護学級児童と保護者をあわせ、約100名を対象に木工教室を開催しました。
木工教室では、当所より片山上席調整官、髙山流域管理調整官、香呂指導普及主幹の3名、箕面森林環境保全ふれあいセンターより高橋自然再生指導官、本田自然再生指導官の2名、養護学級関係者(ゆうやけの会)9名、ボランティア2名の計16名が運営に当たりました。
当日は、開始時刻の10時には参加者で会場が一杯になり、こどもたちは木工作品の見本を見たり、材料を手で触ったりと木工教室の開始を心待ちにしていました。
冒頭、片山上席調整官より「森林の贈りものである木で、木のぬくもりを感じながらケガのないように、作品づくりを楽しんで下さい。」と開会の挨拶を述べた後、木工教室が始まりました。早速、こどもたちは木の輪切りや小さな板切れ等の材料を真剣に選んで保護者と伴に作品づくりに取り組みました。加工コーナーのスタッフは、木材の穴あけや、動く自動車を作りたいなど、こどもたちの注文に大忙しでした。
あっと言う間の2時間でしたが、「親子ロボット」や「かたつむり」などこどもたちの想像力豊かなたくさんの作品が出来上がりました。
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/220821minou_sasayurien.html
9月1日(水曜日)東京農業大学の学生が嵐山国有林を視察
9月6日(月曜日)~10(金曜日)生き方探求・チャレンジ体験(蜂ヶ岡中学校)
9月14日(火曜日)企業の森づくり意見交換会(キャンパスプラザ京都)
9月16日(木曜日) 「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」例会
9月29日(水曜日)嵐山国有林の取扱に関する意見交換会
9月30日(木曜日)JICA研修受け入れ(高台寺山国有林)
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