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京都大阪森林管理事務所

2010年8月3日

メールニュース平安34号配信しました。

京都大阪森林管理事務所メールニュース

「平安」第34号

 

平成22年8月1日

林野庁近畿中国森林管理局

京都大阪森林管理事務所メールニュース

(目次)
1.人事異動のお知らせ
2.7月のニュース
(1)「京都伝統文化の森推進協議会」が平成22年度総会を開催
(2)由良川流域における森林共同施業団地の連絡調整会議を開催
(3)JICA地域別研修「アジア地域森林管理政策」の研修生が来所
(4)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第11回例会を開催
(5)「平成22年度安全大会」を開催
(6)箕面市立萱野小学校で森林教室を開催
3.8月の予定

1.人事異動のお知らせ

この度、7月30日付けで、当所の福田淳所長が林野庁企画課に異動となり、後任として、同日付けで、関東森林管理局福島森林管理署長の外山武比古署長が当所所長に着任することとなりました。以下に、福田所長からの退任挨拶を掲げます。

(福田所長からの退任挨拶)
7月30日付けで林野庁企画課に異動することとなりました。京都大阪森林管理事務所では、平成19年9月から2年11ヶ月の勤務させて頂きました。
その間、京都東山の国有林を対象とする「京都伝統文化の森推進協議会」の設立をはじめとして、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の設立、「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の設置、民国連携による森林共同施業団地の設定など、関係者との連携による組織作りに積極的に取り組んで参りました。当所の管轄する国有林の面積は微々たるものですが、そうであるからこそ、周囲の関係者と力を合わせて国有林の保全・管理を進めることが不可欠であると考えて、関係者との協力関係の構築に力を入れて参りました
また、メールニュース「平安」の発出、ホームページの充実、各種パンフレットの作成などにより、幅広い方々に対する情報の発信にも力を注いで参りました。特に、本メールニュースの登録者数は、平成19年11月の創刊以来、先月段階で約670人にまで増加し、当所の活動に対する皆様方のご興味・ご関心を大変心強く感じております。
これまで構築してきた組織・仕組みについては、後任の者に引き継いで、関係者との連携による国有林の保全・管理、幅広い方々への情報発信を継続していきたいと考えております。今後とも、当所の業務にご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
これまでのご声援、ありがとうございました。

 平成22年7月30日
福田淳

 

2.7月のニュース

(1)「京都伝統文化の森推進協議会」が平成22年度総会を開催

7月2日(金曜日)に、ホテルルビノ京都堀川において、平成22年度の「京都伝統文化の森推進協議会」総会が開催されました。
総会では、まず、山折会長より開会の挨拶があった後、来賓を代表して、近畿中国森林管理局の本村局長より、祝辞を述べました。続いて、本年度より副会長に就任した鎌田東二京都大学こころの未来研究センター教授より、就任挨拶があり、法螺貝の鳴奏も行われました。
その後、山折会長の議事進行により、「平成21年度事業実績報告及び収支決算報告」ほか3つの議題について審議が行われました。審議に当たっては、委員より、「これまで、モデル事業として林相改善事業を実施してきたが、既に協議会設立から2年が経過したことから、森林づくりの具体的な方向性を打ち出すべき」「専門委員会では、必ずしも、東山の森林づくりの方針について結論が出ている訳ではない」「まずできることから始めてきたのが、この2年間であり、森林づくりの方向性を検討するのは、これからの課題」などの発言がありました。審議の結果、本年度は、各委員からの発言を踏まえつつ具体的な取組を進めることを条件として、議案が採択されました。
最後に、福田所長より、昨年度開催した「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」について説明を行いました。説明の中では、今後、東山における中期的な計画を策定する際には、嵐山での議論プロセスで得た知見も踏まえて、積極的に協力したい旨述べました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/zyoho/220708dentou_bunka.html

 

(2)由良川流域における森林共同施業団地の連絡調整会議を開催

7月9日(金曜日)に、当所において、「由良川流域における森林共同施業団地の設定に関する協定」に基づく連絡調整会議を開催しました。同協定は、綾部市古屋及び京丹波町仏主周辺(古屋国有林周辺)を対象として、民有林と国有林との連携による「森林共同施業団地」を設定する協定で、本年3月に、当所、京都府、(社)京都府森と緑の公社、(独)森林総合研究所森林農地整備センターの4者で協定を締結しました。
会議では、冒頭、福田所長より、本協定は、協定締結自体から自動的にメリットを期待できるものではないが、関係者が定期的に情報交換を行うことにより、相互に協力できる事項を見出していくことに眼目がある、積極的な情報交換により意義ある会合となるようご協力をお願いしたい旨、開会の挨拶を述べました。
続いて、高山流域管理調整官より、協定期間における具体的な取組内容をとりまとめた「実施計画」の案について説明を行いました。各協定締結者から、事業予定について補足説明が行われた後、特段の異議なく、「実施計画」が採択されました。
その後、「平成22年度事業予定箇所の情報交換」として、各協定締結者から今年度の具体的な事業予定について報告が行われました。当所からは、古屋国有林で予定している下刈の実施及び作業道の作設について報告を行いました。
最後に、高山流域管理調整官より、本年11月頃を目途として、国有林における作業道作設の視察を中心とする現地見学会を開催したい旨提案を行い、了承されました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/zyoho/220709yuragawa_renkei/220709yuragawa_renkei.html

 

(3)JICA地域別研修「アジア地域森林管理政策」の研修生が来所

7月16日(金曜日)に、JICAによる地域別研修「アジア地域森林管理政策-地方行政と住民との協働による持続的森林管理」の一環として、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、インドの研修生計12名が当所を来訪しました。
当日は、まず、所内にて、福田所長より、国有林の成立や当所の概要、最近の主要取組などについて説明を行いました。研修生からは、地元関係者との良好な関係の構築手法、カシノナガキクイムシによる被害の原因などについて、熱心な質問がありました。
その後、バスにて、高台寺山国有林の東山山頂公園に移動しました。現地では、福田所長より、資料に添って、高台寺山国有林の概要について説明を行った後、1時間半ほどかけて、林内の視察をして頂きました。林内では、カシノナガキクイムシ被害対策や「世界文化遺産貢献の森林」としての森林施業、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験などについて紹介を行いました。
最後に、清水寺境内から高台寺山国有林を見て頂き、世界文化遺産の背景林としての重要性を理解して頂きました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/220716JICA/220716JICA.html

 

(4)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第11回例会を開催

7月15日(木曜日)に、箕面市役所において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第11回例会が開催されました。今回の例会では、バス停の新設に関する要望や道標類の現状把握と整備、シカ害対策の実施などについて審議を行いました。
会議では、まず、「バス停の新設に関する要望について」として、高島事務局長から、千里中央駅から北摂霊園まで通じているバス路線が自然休養林内を通過していることから、バス会社に対して、箕面ダム周辺へのバス停の設置を要望したい旨説明が行われました。議論の結果、更に検討を進めて、次回例会で報告することとしました。
続いて、「道標類の現状把握と整備について」として、前回会合で、箕面国有林内には道標類が重複して設置されている箇所が多いことから整理する必要がある旨指摘があったことを受けて、高島事務局長より、現在、現地調査により、自然休養林内における道標類の設置箇所を地形図に落とし込む作業を進めている、今後、各委員の協力を得て、短期的に改善できる点を改善しながら、長期的な対策を考えていきたい旨説明が行われました。
更に、佐中委員より、「シカ害対策について」として、清水谷地区で具体的なシカ対策を実施するため、協議会にシカ対策の分科会を設置したい旨提案が行われました。議論の結果、分科会の設置については承認することとして、具体的な取組内容については、分科会で更に検討することとしました。
最後に、福田所長より、勝尾寺園地における生け垣の撤去及び芝生広場の刈り払い予定について情報提供を行ました。
次回会合は、9月16日(木曜日)に開催される予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20100716minoo_reikai/20100716minoo_reikai.html

 

(5)「平成22年度安全大会」を開催

7月6日(火曜日)に、「国有林野事業安全週間」の一環として、所内にて、「平成22年度安全大会」を開催しました。今年の「国有林野事業安全週間」のスローガンは「安全は一歩先読むゆとりから慌てず焦らず無災害」となっています。
当日は、まず、福田所長より、当所では本日で公務災害無災害3336日目を迎えることができた、今後も更なる無災害の継続に向けて取組を強化していきたい旨開会の挨拶を述べました。続いて、近畿中国森林管理局職員厚生課の岸田監査官より、「局長メッセージ」の読み上げと安全指導が行われました。
  その後、京都府上京警察署の指導による「交通関係講習会」を行いました。講習では、京都府内における交通事故の傾向について講義が行われた後、飲酒運転・ひき逃げによる遺族への影響に関するDVDを視聴しました。続いて、今井業務調整官による基本動作の指導、中本基幹作業職員による鉈研ぎ講習を行いました。
午後は、(社)京都府自動車整備振興会の指導による「車両関係点検講習」を行いました。講習では、車両の整備・点検に関する講義を受けた後、車庫で車両を見ながら、乗車前の点検や非常時における対処方法などについて学びました。
最後に、所内で募集した安全標語の入選者5名の表彰を行った後、山口宮津森林官より、安全活動の展開を誓う「安全宣言」の読み上げを行って、安全大会を終了しました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/zyoho/220708anzen_taikai.html

 

(6)箕面市立萱野小学校で森林教室を開催

6月25日(金曜日)に、箕面市立萱野小学校において、5年生の3クラス91名と保護者37名を対象とする森林教室を開催しました。今回の森林教室では、森林のはたらきの説明と木工作業を行いました。
はじめに、小学校の体育館において、髙山流域管理調整官から開会の挨拶を述べたあと、香呂指導普及主幹から、パワーポイントを使って、地球温暖化防止における森林の役割、間伐の作業など、森林のはたらきについて説明を行いました。
  続いて、髙山流域管理調整官から刃物(切り出し刀、きり)の使い方について説明した後、木工作業に入りました。生徒たちは、木工作品の見本を見ながら、丸太の輪切り、青竹、枝(小枝等)、どんぐりなどを使って、楽しそうに作業にとりかかりました。
  1時間程度の作業の後、動物の顔の壁掛け、自動車、木琴など、個性豊かな沢山の作品が出来上がりました。
保護者の協力を得ながらの木工作業は、全員にとって、充実した時間となりました。最後に参加者全員からお礼の言葉を頂きました。出来上がった木工作品を手にしたこどもたちの笑顔は、満足感がいっぱいでした。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/220625kayano_syougaltukou.html

 

3.8月の予定

8月23日(月曜日)京都府国有林野等所在市町村長協議会(ルビノ京都堀川)
8月25日(水曜日)大阪府国有林野等所在市町村長協議会(KKRホテル大阪)

 

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