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メールニユース「平安」第25号配信しました。

*******平安*******
*******第25号*******
=== 平成21年11月 1日 ===

林野庁近畿中国森林管理局
京都大阪森林管理事務所メールニュース

(目次)
1.10月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第3回会合を開催
(2)国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催
(3)京都大学の学生約60名が高台寺山国有林を視察
(4)JICA研修「持続可能な森林経営の実践活動促進」の研修生が来所
(5)「水都おおさか森林の市2009」他に出展
(6)箕面市立西南小学校他で森林教室を開催
(7)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第5回例会を開催
(8)高台寺山国有林で清掃活動「第9回東山クリーン作戦」を開催

2.11月の予定


1.10月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第3回会合を開催

10月23日(金曜日)に、「コミュニティ嵯峨野」において、「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第3回会合を開催しました。
当日は、まず、高橋委員より、「シカとどうつきあうか」と題して、嵐山国有林のどこでもシカによる更新被害とサルによる折損被害が生じうる状態にあり、シカの防除は不可欠である、まずは、守るべき場所を確実に守ることが重要である旨発表が行われました。

続いて、三好委員より、「嵐山の治山」と題して、落石防止のためには、ネットやアンカーによる発生源対策、落石防護柵の拡充・維持管理、植生導入による落石の発生抑制・堆積促進、崩壊防止のためには、山腹工の実施、不安定土砂の人為的除去、老大木の伐採が必要である、また、落石や崩壊を皆無にすることは不可能なので、入山者への十分な情報伝達と入山者の管理が重要である旨発表が行われました。
発表を踏まえて、委員の間で活発な意見交換が行われました。

当日午後は、自由参加による嵐山国有林の現地見学会を開催しました。現地では、当所職員のみならず、専門委員からも各種トピックについて詳細な説明が行われ、活発な意見交換が行われました。
次回会合では、事務局より「とりまとめ(案)」について発表を行った上で、意見交換を行う予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091030arashiyama_kaigo/20091030arashiyama_kaigo.html


(2)国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催

10月28日(水曜日)に、大悲山国有林(京都市)において、京都府及び大阪府国有林野等所在市町村長協議会による現地見学会を開催しました。
当日は、福田所長より、開会の挨拶を述べた上で、大悲山国有林の概要について説明を行いました。続いて、今井業務調整官より、近畿中国森林管理局による「低コスト路網生産システム」について紹介するとともに、大悲山国有林における製品生産事業の実行状況について説明を行いました。

説明終了後、現場に移動して、作業路網による集材作業の見学を行いました。当日は、請負事業体がグラップルにより、伐倒済みの立木を作業路上に引き出した上で、チェーンソーで玉切りを行い、路肩に集積する作業を行いました。
続いて、既に集材作業が終了している箇所まで移動して、間伐後の森林の状態を視察して頂くとともに、簡単な意見交換を行いました。
最後に、「大悲山の三本杉」の見学を行いました。「三本杉」は、一株から三本の幹が並び立ったスギの巨木で、樹高は40m以上あると考えられています。参加者達は、一様に、「三本杉」の大きさに圧倒されていました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091030kengakukai/20091030kengakukai.html


(3)京都大学の学生約60名が高台寺山国有林を視察

10月13日(火曜日)に、京都大学農学部森林科学科の2回生約60名(引率:松下幸司准教授)が「森林科学実習D.」の一環として、高台寺山国有林の視察に訪れました。
当日は、まず、東山山頂公園において、福田所長から、国有林の歴史、当所の管内概要、高台寺山国有林の概要について説明を行いました。その後、2時間ほどかけて、高台寺山国有林の林内を視察して頂きました。林内では、福田所長より、カシノナガキクイムシの被害箇所、防火施設の設置箇所、檜皮供給のための試験林、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験箇所などにおいて、それぞれの具体的な取組内容を説明しました。

清水寺の境内に下山後、福田所長より、実習レポートの課題として、明治時代以降、マツ林からシイ林へと大きく姿を変えてきた高台寺山国有林の森林のあるべき姿について、植生の管理、景観の保全、地元との関係など様々な観点から論ずるよう課題を出しました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091016kyodai/20091016kyodai.html


(4)JICA研修「持続可能な森林経営の実践活動促進」の研修生が来所

10月8日(木曜日)に、JICAによる集団研修「持続可能な森林経営の実践活動促進」の一環として、ブラジル、ブルキナファソ、カンボジア、中国、コロンビア、エチオピア、ケニア、ラオス、マラウィ、ミャンマー及びフィリピンの研修生計12名が当所に来訪しました。

視察では、まず、所内にて、福田所長より、国有林の成立や当所の概要、最近の主要取組などについて説明を行いました。その後、バスにて、高台寺山国有林の東山山頂公園に移動しました。現地では、福田所長より、高台寺山国有林の概要について説明を行った後、1時間半ほどかけて、林内の視察をして頂きました。林内では、カシノナガキクイムシ被害対策や「世界文化遺産貢献の森林」としての森林施業、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験などについて紹介を行いました。最後に、清水寺境内の「清水の舞台」から高台寺山国有林を見て頂き、世界文化遺産の背景林としての重要性を理解して頂きました。
午後は、高山流域管理指導官の案内により、鞍馬山国有林に設定した「京都古事の森」を視察して頂きました。

また、10月20日(火曜日)にも、JICAによる地域別研修「アジア地域森林管理政策-地方行政と住民との協働による持続的森林管理」の一環として、中国、エチオピア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの研修生計12名が当所を来訪して、同様の行程により視察を行いました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091013JICA/20091013JICA.html

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091020JICA/20091020JICA.html

 


(5)「水都おおさか森林の市2009」他に出展

10月10日(土曜日)から11日(日曜日)にかけて、近畿中国森林管理局周辺で開催された「水都おおさか森林の市2009」に、「京都伝統文化の森推進協議会」とともにブース出展を行いました。
ブース展示では、当所の管内概要や「京都伝統文化の森推進協議会」の活動に関するパネル展示を行うとともに、同協議会の活動に関する景品付きクイズを行いました。また、来場者の皆様に、ドングリや桜の小枝で作るマスコット(「モッくん」)やストラップの作成を体験していただきました。

また、10月25日(日曜日)には、南丹市日吉町で開催された「南丹・京丹波木材まつり2009」に、当所からブース出展を行い、管内概要等の配布、パネルの展示、モッくんの作成を行いました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091014suito_osaka/20091014suito_osaka.html


http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091030maturi/20091030maturi.html


(6)箕面市立西南小学校他で森林教室を開催

10月20日(火曜日)に、箕面市立西南小学校において、5年生105名を対象とする森林教室を開催しました。
はじめに、髙山流域管理調整官から開会の挨拶を述べたあと、香呂指導普及主幹から、パワーポイントを使って、地球温暖化防止における森林の役割、間伐の作業などを紹介しました。続いて、髙山流域管理調整官から刃物の使い方について説明した後、木工作業に入りました。
生徒たちは、木工作品の見本を見ながら、丸太の輪切り、枝、マツぼっくり、どんぐりなどを使って、動物の顔の壁掛け、キーホルダー、眼鏡など、たくさんの作品を仕上げました。

また、10月21日(水曜日)には、京都森林インストラクター会の主催により、当所と金閣小学校との間で「遊々の森」協定を締結した衣笠山国有林において、金閣小学校3年生を対象とする森林教室が開催され、当所からも3名の職員がスタッフとして指導に当たりました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091023sinrinkyositu/20091023sinrinkyositu.html


http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091023kinugasayama/20091023kinugasayama.html



(7)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第5回例会を開催

10月22日(木曜日)に、箕面市職員会館において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第5回例会が開催されました。
会議では、まず、高島事務局長より、今年度の協議会による活動として、パンフレットの作成と不法投棄防止の看板設置に取り組むことについて提案が行われ、若干の審議の後、了承されました。
続いて、高島事務局長より、11月1日(日曜日)に開催予定の「シカ食害対策に関する研究フォーラム」の企画案について説明が行われるとともに、当日、佐中委員より発表予定となっている「清水谷におけるシカ採食状況」について、箕面自然調査会の担当者より発表が行われました。

その他、箕面里山工房から、これまでの活動状況について報告が行われるとともに、箕面の山パトロール隊からは、12月5日(土曜日)に開催予定の「箕面の山大掃除大作戦」について、参加要請が行われました。
次回会合は、11月26日(木曜日)に開催される予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091023meijinomori/20091023meijinomori.html



(8)高台寺山国有林で清掃活動「第9回東山クリーン作戦」を開催

10月25日(日曜日)に、高台寺山国有林内の「東山山頂公園」において、「京都伝統文化の森推進協議会」との共催により、清掃活動「東山クリーン作戦」を開催しました。
今回の行事には、「京都伝統文化の森推進協議会」より地元自治会や商店街などの関係者30名、(社)ガールスカウト日本連盟京都支部より19名、当所より福田所長ほか3名、合計53名が参加しました。
当日は、福田所長より開会の挨拶を述べた後、6班に分かれて清掃活動を開始しました。約1時間の清掃活動で、80袋ものゴミを回収することが出来ました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091030koudaijiyama/20091030koudaijiyama.html

2.11月の予定

11月11日「森林官研修能力向上プロジェクト(インド)」視察受け入れ
11月12-13日森林・林業交流研究発表会
11月26日「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」第5回例会
11月28日オムロン京都事業所による森林整備体験活動


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