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メールニユース「平安」第24号配信しました。

*******平安*******
*******第24号*******
=== 平成21年10月 1日 ===

林野庁近畿中国森林管理局
京都大阪森林管理事務所メールニュース

(目次)
1.9月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」第2回会合を開催
(2)京都市立蜂ヶ岡中学校の生徒による職業体験を受け入れ
(3)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」第4回例会を開催
(4)韓国の森林病虫害専門家が高台寺山国有林を視察

2.10月の予定


1.9月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」第2回会合を開催

9月4日(金曜日)に、旅館「嵐山辨慶」(京都市右京区)において、「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第2回会合を開催しました。
当日は、福田所長から、開会挨拶を述べた後、高田委員から、嵐山国有林の主な課題は、アカマツ林の再生、ヤマザクラの維持、イロハモミジの世代交代の3点である、今後、森林を放置すると、斜面の浸食・崩壊、コジイなど特定樹種の優占、サクラを含む落葉広葉樹の減少が進む可能性がある、嵐山の保全のためには、地元が主体となって、継続的に広葉樹を植栽すべき等の発表が行われました。

続いて、深町委員から、嵐山の魅力は山と川と人工物(渡月橋)が一体化した景観にある、嵐山の景観保全に当たっては、亀山公園からの眺望、渡月橋及び蔵王権現周辺の森林、二軒茶屋周辺の渓谷の保全に焦点を当てるべき等の発表が行われました。
発表を踏まえて、委員より、嵐山の保全のためには、森林を「生業(なりわい)」の対象とすることが必要、アカマツの歴史的・文化的な価値も考慮すべき、地元関係者には嵐山の保全のために自ら行動して頂きたい、「生業」とするよりも日常的な関わりが大事である等の発言がありました。
次回会合は、10月23日(金曜日)に開催する予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/200999arasiyama/200999arasiyama.html

(2)京都市立蜂ヶ岡中学校の生徒による職業体験を受け入れ

平成21年9月9日(水曜日)から11日(金曜日)の3日間、京都市教育委員会の主催による「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業の一環として、京都市立蜂ヶ岡中学校2年生の2名を受け入れ、職業体験を実施しました。
初日は、当所の概要と現場での業務について説明を行った後、住吉山国有林に移動して、松くい虫被害木調査の作業を体験しました。現地では、マツノザイセンチュウによる松くい虫被害の仕組みについて説明を行った後、輪尺を使って枯れたアカマツの直径を測り野帳に記録しました。

2日目は、銀閣寺山国有林のマツ林再生試験地において、マツ稚樹の発生状況を調査しました。3日目は、南禅寺山国有林において、境界巡視実習としてコンパス測量による不明標(※行方不明となった境界の標石)の探索を行いました。
最後に、所内に戻り、2日目のマツ林再生試験地調査の野帳から、各プロットにおけるマツ稚樹の本数と高さの平均値を計算して、3日間のチャレンジ体験を終了しました。
生徒達は、森林の中で起こっているたくさんの出来事を体験したことで、学校生活とは違う何かを学ぶことができたことと思います。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/2009914hachigaoka/2009914hachigaoka.html


(3)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」第4回例会を開催

9月17日(木曜日)に、箕面市職員会館において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第4回例会が開催されました。
会議では、まず、シカ食害対策に関する研究フォーラムの開催に向けた準備として、大阪府動物愛護畜産課野生動物グループの石井亘副主査を招いて、大阪府におけるシカ保護管理の取組について発表を行って頂きました。発表では、大阪府におけるシカの生息状況やシカ食害の推移、捕獲実績の推移などについて、詳細な説明が行われました。

続いて、高島事務局長より、11月1日(月曜日)に開催予定の「『箕面の森』シカ害対策研究フォーラム」の企画案について説明が行われ、今後、発表予定者との打合せなどの準備を進めることとしました。
その他、箕面の山パトロール隊より、12月5日(土曜日)に開催予定の「箕面の山大掃除大作戦」について、箕面市農とみどり政策課より、11月14日(土曜日)に開催予定の清掃ハイキングについて紹介が行われました。当所からは、箕面国有林における生産事業予定箇所の変更、「水都おおさか森林の市」の開催などについて、情報提供を行いました。
次回会合は、10月22日(木曜日)に開催される予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/2009924meiji/2009924meiji.html


(4)韓国の森林病虫害専門家が高台寺山国有林を視察

9月24日(木曜日)に、韓国山林庁山林病害虫課のリー技術書記官外8名が来訪して、高台寺山国有林におけるカシノナガキクイムシ対策の視察を行いました。韓国では、我が国と同様に、マツノザイセンチュウによる松枯れとカシノナガキクイムシ類によるナラ枯れが問題となっており、今回、韓国の森林病虫害専門家が我が国における対策の調査のために来日しました。

当日は、東山山頂公園において、福田所長より、当所と高台寺山国有林の概要について説明を行った後、高台寺山国有林内の被害箇所に移動して、被害木の処理方法などを視察して頂きました。
専門家からは、予防措置や伐倒処理などの対策の有効性について熱心な質問があり、韓国における被害の広がりについても説明がありました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/2009925korea/2009925korea.html

2.10月の予定

10月8日「持続可能な森林経営の実践活動促進B.研修」視察受け入れ
10月10-11日「水都おおさか森林の市」出展(大阪市)
10月13日京都大学「森林科学実習D.」視察受け入れ
10月20日 「アジア地域森林管理政策研修」視察受け入れ
10月22日「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」第4回例会
10月23日「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」第3回会合
10月25日清掃活動「東山クリーン作戦」(高台寺山)
10月25日「ひよし水の杜フェスタ」出展(南丹市日吉町)

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