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メールニユース「平安」第21号配信しました。

*******平安*******
*******第21号*******
=== 平成21年 7月 1日 ===

林野庁近畿中国森林管理局
京都大阪森林管理事務所メールニュース

(目次)
1.6月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第1回会合を開催
(2)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」がアサヒビール(株)とサポーター協定を締結
(3)京都市立西京極中学校の生徒による職業体験を受け入れ

2.7月の予定


1.6月のニュース
(1)「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第1回会合を開催

6月12日(金曜日)に、天龍寺(京都市右京区)において、「嵐山国有林の取扱に関する意見交換会」の第1回会合を開催しました。
嵐山国有林は、かつてはアカマツとヤマザクラが主要樹種であったと言われていますが、松枯れの拡大や広葉樹の成長により、往事の姿から大きく変化しつつあります。このため、当所では、昭和57年より、嵐山保勝会との連携により、往事の嵐山の復活を目指して、小面積の択伐を行った上でサクラやカエデを植栽する取組を進めて参りました。

しかしながら、取組開始から27年を経て、嵐山国有林を取り巻く環境は大きく変化していることから、改めて、嵐山国有林の取扱方針について、幅広い観点から検討を行う必要が生じています。このため、今般、地元関係者及び専門家の参加による意見交換会を開催することとしました。
当日は、まず、近畿中国森林管理局の佐古田睦美計画部長より開会挨拶を述べた後、福田所長より、「嵐山国有林の取扱について」と題して、嵐山国有林の概要、「嵐山国有林基礎調査」の結果、及び今後の議論の方向について発表を行いました。
発表を踏まえて、委員の間で熱心な議論が行われました。議論の中では、委員より主に以下の点について発言がありました。

・植樹行事で植栽したサクラやカエデは枯れているものが多い。植栽の場所 や方法を再検討すべき。植栽後の管理も重要。
・嵐山国有林内には京都市内を一望できる箇所もあり魅力は高いが、危険な箇所も多くある。入林のルールが必要。安全の確保がまず重要。
・次代を担うこども達に対して、嵐山の現状を教えることが重要。
・シカやサルによる被害はそれほど多くないのではないか。
・林内から流れ出る水の量が減っている。「水」についても取り扱って欲しい。

次回会合は、9月4日(金曜日)に開催する予定です。意見交換会では、今後4回の会合を重ねて、年度内にとりまとめを行う予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/2009615arashiyama/2009615arashiyama.html


(2)「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」がアサヒビール(株)とサポーター協定を締結

6月18日(木曜日)に、箕面市職員会館において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第2回例会が開催されました。今回の例会では、アサヒビール(株)との「『レクリエーションの森』の整備・管理及び活用に関する支援協定」(通称、「サポーター協定」)の締結式が行われました。

アサヒビール(株)では、企業の社会的責任として、水を蓄え、豊かな生態系を育む森林の保全活動に取り組んでおり、各地の「レクリエーションの森」において、地元協議会と「サポーター協定」を締結し、協議会の活動を支援しています。この度、明治の森箕面自然休養林管理運営協議会では、同社との協定締結により、同社から年間30万円の資金並びに年間10人日の労力の提供を受けることとなりました。

協定締結式では、まず、高島事務局長より、「サポーター協定」の概要について説明を行った後、アサヒビール(株)の古川部長並びに協議会の鎌谷代表より、挨拶が行われました。
続いて、古川部長と鎌谷代表との間で、サポーター協定の交換を行いました。協定交換後、両者で堅い握手が交わされました。

アサヒビール(株)関係者の退出後は、通常の例会として、「サポーター制度取扱要領」の制定、シカ食害対策に関するシンポジウムの開催、今後の協議会の活動などについて議論を行いました。
次回会合は、7月23日(木曜日)に開催される予定です。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/2009619meiji/2009619meiji.html


(3)京都市立西京極中学校の生徒による職業体験を受け入れ

5月25日(月曜日)から27日(水曜日)にかけて、京都市教育委員会の主催による「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業の一環として、京都市立西京極中学校2年生の3名を受け入れて、職業体験を実施しました。今回の職業体験では、森林の収穫調査と除伐の体験を行いました。

1日目には、当所職員より、3日間の日程などについて説明を行った後、安祥寺山国有林(京都市山科区)の保育間伐予定箇所において、収穫調査を行うための標準地設定と標準地の面積を出す測量実習を行いました。測量実習では、3名ともポケットコンパス、ポール等を使用しての作業に興味を覚えた様子で、職員の指示を受けながら熱心に作業をしていました。
2日目は、前日に設定した標準地で、間伐するヒノキを選別しながら、収穫調査を行いました。また、歩道設置予定箇所の路線測量も行いました。作業終了後は所内に戻り、立木材積と間伐率を計算しました。
3日目は、月ノ輪国有林(京都市右京区)において、ケヤキ及びヒノキ(17年生)3本の除伐を行いました。最後に、所内にてカブトムシ・クワガタの木工クラフトを行いました。

最初は、3名とも、おとなしくてどうなるのかと心配しましたが、3日間の自然の中でのいろいろな出来事や体験により、学校での授業とは比較できないほど大きな何かを学び得たのではないかと思いました。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/200965ikikata/200965ikikata.html


2.7月の予定

7月3日安全大会
7月10日阿弥陀ヶ峰事業用宿舎跡地公売
7月23日「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」第3回例会


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