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更新日:2016年9月9日

 「山の日」(8月11日)制定記念「親子木工教室」を開催

    7月28日(木曜日)・29日(金曜日)の2日間、京都農林水産総合庁舎内において、「夏休み親子見学デー!」を近畿農政局と京都大阪森林管理事務所との共催により開催しました。これは、小学生とその保護者に、日本の食料やそれを支える農山村や農林水産業の役割、大切さについて学び、身近に感じていただくために、展示や体験コーナーを通じて、毎年情報発信しているものです。

H28木工教室3
      思い思いに作成中

    当所では、今年から8月11日が「山の日」として国民の祝日となったことを記念して、「山の日」(8月11日)制定記念「親子木工教室」を開催しました。

H28木工教室
      がんばって、作ったよ!

    1日目に京都府産の木材ほかを使った自由木工工作を、2日目に箕面森林ふれあい推進センター職員考案の「水源の森」ジオラマづくりを行いました。両日とも高い倍率の申し込みがあり、抽選により2日間で88名の親子に参加していただきました。また、近畿農政局より5名、当所より20名がスタッフとして指導に当たりました。スタッフ全員、緑色の揃いの「山の日」法被を着て、今年は一味違った雰囲気の木工教室です。

    開会の挨拶として、後藤森林技術指導官より「木は触れるとリラックスする、木製の机は集中力が高まるなどさまざまな力を持っています。ぜひ暮らしの中に木のぬくもりを取り入れましょう。」と具体的な事例を挙げての呼びかけや「山の日」制定の意義の説明がありました。

    自由木工教室では、最初に、大槻地域技術官より、「間伐」遅れの森林について図や写真で説明があり、「木は育てる・伐る・使う・また植える・育てるの繰り返しが可能な循環型資源で、たくさん木が育っている今がその好循環をつくるチャンスです。みんなで日本の木を使いましょう。」と話した後、保護者の参加協力を求めて、身体を使った表現で「間伐」「間伐材」を理解してもらいました。

H28木工教室2
      細かい作業に挑戦!

    木工工作作業が始まると、鋸や金槌を使って、京都府産スギの間伐材外、輪切り材、小枝、どんぐり、松ぼっくり、木の実など用意された材料を自由に選びながらアイデアをどんどん膨らませている様子が、作成中の作品の変化として現れ、どんな風に仕上がるのかと、見守るこちらも楽しみを共有させてもらいました。終了後の参加者アンケートでも、良かった点として、こどもも保護者も共に、「自由に、自主的に作れて、楽しかった。」という感想が多くみられました。

H28木工教室1
水源の森ジオラマ

    「水源の森」ジオラマづくりでは、初めに、上野調整官より、保安林について説明を行い、「水源かん養保安林をイメージしてジオラマを作って下さい。」とお願いしました。こどもだけでなくご自分も作ることを想定されていなかった保護者の方も「親も夢中になれた。」「親子で楽しめた。」との感想があり、親子の楽しい思い出の一つにしていただけたら幸いです。

    「山の日」(8月11日)制定記念として行った今年の親子木工教室ですが、2日間を通して、「作品を作るだけでなく、『間伐』『保安林』について知る機会となり、勉強になった。」「山や森林に興味を持つきっかけになった。」「スタッフの方が親切だった。ありがとう。」などの嬉しい感想をいただいて、真夏の暑い日に、法被の緑がさわやかに広がる気分にさせていただきました。

お問い合わせ先

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ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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