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 檜皮(ひわだ)採取実演見学会、「森が支える日本の技術2016公開セミナー」が開催されました

  平成28年11月5~6日、「森が支える日本の技術2016公開セミナー」(主催:全国社寺等屋根工事技術保存会)の一環として、高台寺山国有林内のヒノキ林で檜皮採取実演会が開催されました。

檜皮とは、ヒノキの樹皮のことで、重要文化財等の神社仏閣の檜皮葺屋根の材料として使用されます。80~300年生のヒノキの立木が適齢で、10年間隔で繰り返し採取することができます。

同保存会に所属する若手原皮師(もとかわし)による実演では、ぶり縄1本で10m近くヒノキの立木に登り、ヘラを使って器用に樹皮をはぎ取る技術に驚きの声があがっていました。

当日は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の田中宮司による講演会「賀茂の文化と式年遷宮を支える森」や、清水寺仁王門周辺の特設会場での実演・体験コーナーも実施され、子どもたちだけでなく、多くの外国人観光客も興味深げに見学していました。

当所では、今後も檜皮の供給とともに、原皮師の養成の場としての国有林の活用により、伝統文化の継承に貢献していきます。

 

       

                      【いろいろな道具】                                                         【実演・体験コーナー】                        【実演の様子】

     

                                  【檜皮採取の実演】                            【当日の清水寺】

 

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