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更新日:2013年9月25日
8月22日(木曜日)に開催された、社寺等の伝統的な木造建築物に係る屋根技能、檜皮採取技能(原皮師)、茅葺技能(茅葺師)の技術者の養成を目的とした「文化的屋根葺士養成研修」に、溝部調整官と安部総括森林整備官の2名を講師として派遣しました。
この研修は、公益社団法人全国社寺等屋根工事技術保存会が毎年実施しているもので、同会に加盟する工務店等の若手社員が参加しました。
当日は、京都市東山区にある文化財建造物保存技術研修センターにおいて、溝部調整官より、「山仕事における安全管理」と題して、災害発生のメカニズム、山に入る際の注意点、蜂への対処法などについて講義を行いました。
続いて、安部総括森林整備官より、「等高線の見方」と題し、地形図の見方や等高線による地形表現(尾根と谷の見分け方)などについて講義を行いました。
その後、研修センターに隣接する高台寺山国有林に移動して、地図と現地の比較による現在地や地形の確認の演習を行うとともに、檜皮の供給元となっている森林を見学し、理解を深めました。
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講義の様子 |
等高線の見方を現地で説明する様子 |
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