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更新日:26年11月13日
担当:次長
11月10日、11日に兵庫県立山崎高校森林環境科学科の1年生35名と2年生26名が、国有林の現地見学・実習を行いました。 山崎高校では、森林環境を守り、森林を育て、保護していくための基礎的・基本的な知識と技術及び森林を総合的に利用する能力と態度を身に付け、「森林に携わる幅広い担い手の育成」を目標とし、現場見学実習等の体験学習を重視し、地域社会、関連機関等と連携した教育を推進しています。 10日は2年生を対象に、三室国有林での植付実習とマンガ谷国有林で素材生産事業を見学しました。 植付実習では、スギの苗木100本を慣れない手つきながらも一生懸命に植え付けしました。 午後からは、架線で集材した皆伐跡地や鹿被害対策の為のツリーシェルターの造林地を見学した後、前日の雨でぬかるんだ森林作業道を片道20分歩いて搬出間伐を行っている請負事業体の作業を見学しました。 11日は1年生を対象に、音水国有林のスギ・ヒノキ林木遺伝資源保存林、緑の回廊、イヌブナ植物群落保護林や治山事業施工地を見学しました。 250年生の林木遺伝資源保存林の倒木更新※したヒノキの大木の前では、貴重な天然林資源を見上げ、その大きさに歓声が上がっていました。 当署からは、実習や色々な体験等を通じて技術・知識を習得し、社会から必要とされる立派な人になって下さい。また、将来の国有林マンになれるよう挑戦して下さいとしめくくり、2日間を通し、職員の指導のもと真剣に取り組み、森林環境の大切さや林業の重要性等を肌で実感し、有意義な見学実習となりました。 ※倒木更新:寿命や天災、伐採などによって倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと。
【森林官による植付説明】 【植付の実習】
【森林作業道とフォワーダ】 【プロセッサにより造材作業を見学】
【音水遺伝資源保存林】
【倒木更新したヒノキの前で】 【イヌブナ植物群落保護林の説明】
【治山工事箇所説明】
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