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更新日:26年5月29日

担当:森林技術指導官

氷ノ山古生沼・古千本湿原の保全活動

(四ヶノ仙奥山高地湿原等植物群落保護林)

 5月25日、養父市四ヶノ仙・奥山の両国有林に位置する氷ノ山古生沼・古千本(ひょうのせんこせぬま・ふるせんぼん)湿原の保全活動を行いました。
 兵庫県の最高峰、氷ノ山山頂付近(標高1510m)に広がる古生沼・古千本湿原には、兵庫県のレッドデータブックのA・Bランクに区分されている貴重な高地植物が生育しており、植物群落保護林にも指定しています。
 近年は、ニホンジカの生息数増加による食害や地球温暖化等による環境・生態系の変化の影響により、湿原の乾燥化、希少種の減少が見られます。
  このため、地域の活動団体である南但馬の自然を考える会や関係機関からの協力のもと、湿原の保全に向けた活動を実施しており、この日も、毎年雪融けを待って実施している防鹿網の張り上げ作業を同会会員のほか、兵庫県但馬県民局、養父市の職員と共同で行いました。(総勢21名参加)
  作業は、湿原の周囲に防鹿網を張るため、傾斜している支柱は起こし、積雪の影響を避けるために下げていた網を持ち上げながら用意したひもで支柱に結びつけていきました。これによりニホンジカが湿原へ浸入することを防ぐことが出来ます。
 当署ではこれらの保全活動と併せ、巡視活動等も行いながら湿原の保全に努めていくこととしています。

 

 

 古生沼出発

 【湿原に向けて出発】

防護網整備

 

 【防鹿網を張り上げる】

 防護網整備2

 【防鹿網整備】

 

 古千本湿原

 

【古千本湿原】

 

氷ノ山古生沼湿原

【氷ノ山古生沼湿原】

氷ノ山山頂写真

【氷ノ山山頂にて】

  


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