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更新日:26年3月3日
担当:次長
3月1日(土)、平成23年9月の台風により発生した山腹崩壊が下流にも被害をもたらした、加古川市に所在する清水坂国有林と隣接民有林において、災害に強い山にしようと、「植えて育てて未来をつくる」を合言葉に、地元永室町内会主催による「大藤山植樹のつどい」が開催されました。
この植樹のつどいは、被災した直後、「大藤山を自然豊かな森にしよう!みんなで木を植えよう!」と市民の会を結成し、地域住民が主体となって行われたものです。一昨年の秋に、地元小学校の児童らが大藤山にて、コナラやクヌギ、アラカシなどのドングリを拾い、子供たちや地域住民などで苗木を育ててきました。
この日は、山腹工事で復旧した3箇所に、志方西小学校全児童と当時ドングリ拾いを行った現中学生に、地域住民、兵庫森林管理署の職員とOB、兵庫県職員など250人が参加し、苗木500本を崩壊地の復興への願いも込めて植樹しました。
児童らは、地域住民と一緒になって鍬で穴を掘り、腐葉土を混ぜて丁寧に植え付けた後、自らの名前を書いた札を飾り付けました。
参加者らは、「これから植えた苗木の成長を楽しみにして眺めることができそう。」「復興は住民みんなの手でとの願いが実現した。山が元通りになるのを見守り続けたい。」「大藤山にたくさんの木々が植えられたことが本当にうれしいのです。」と感慨深そうに話していました。
午後からは、ドングリ拾いで集め、当署において育ててきた約500本の苗木を職員で、しっかりと根づくよう丁寧に植樹を行い作業を終了しました。
【町内会長の司会による開会式の様子】
【長楽寺住職による山桜の記念植樹】
【児童代表による山桜の記念植樹】
【協力し合って植樹する児童たち】
【保護者も手伝って植樹】
【植樹したドングリの木の前で記念撮影】
【職員手作りの記念標柱を設置】
【記念撮影】
【スタッフとして手伝いした当署職員・記念標柱の前で記念撮影】
兵庫森林管理署
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