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更新日:25年9月9日

担当:森林技術指導官

第3回(株)日本触媒による夏のCSR活動を実施~赤西国有林で下刈作業~

   8月24日、株式会社日本触媒は、同社が行うCSR活動の一環としての社会貢献活動として、宍粟市赤西国有林(日本触媒・水源の森)において、森林整備や社員とそのこども達による木工体験などを行いました。
   当日は、心配された雨も小康状態で、夏休み中のイベントということから内容の一部や場所を変更して予定どおり実施され、遠路大阪府や県内姫路市方面から約50人の参加がありました。(ひょうご森の倶楽部、当署からも参加、総勢約70人)
   今回のメインは森林整備(下刈作業)で、雨の中でも実行部隊(男性社員)が雨合羽を身にまとい、下刈鎌を使っての作業となりました。慣れない下刈鎌に最初は腰の引けていた参加者も次第に慣れ、部隊の意地もあってか腰近くまで伸びて繁茂していたシダ類を次々と刈り払っていきました。(※次回の活動では、この下刈箇所で広葉樹を植栽する。)
    この間、女性社員やこども達は、この「水源の森」の近くにそびえ立つ、先代の木(推定樹齢4百年の杉)を訪れ、こども達みんなで手を繋いで木の幹周りを測ったり、大木を肌で感じながら全員で記念撮影となりました。
   この後、場所を移しての木工体験では、子供たちは、当署が用意した木の実や木片などを使って思い思いの作品を作り上げていきました。
   楽しい昼食もそこそこに、午後は沢の中の生物調査を行いました。
   この水辺の調査では、三橋先生(兵庫県立人と自然の博物館研究員)と片野先生(兵庫県立大学准教授)を特別講師に迎え、こども達みんなで網を持ち、赤西渓谷周辺の沢に入って生物を捕まえたり、種の同定や綺麗な水にしか生息していない生物等の確認を行いました。
   今年も希少な「ハコネサンショウウオ」など数種類の生物が見つかり、こども達にとっては、夏休み最後に森と川に接するいい機会となったようです。
   今年の(株)日本触媒の、ここ水源の森での活動は、4月期の新入社員研修から始まり残すところ秋(4回目:10月19日予定)の活動のみとなりました。次回は今回下刈した場所での植栽体験や赤西渓谷ウォーキングなどが予定されており、引き続き、ここ赤西国有林から森づくり活動が発信されます。

 

日本触媒オープニング

   【オリエンテーション・署長挨拶】

 

日本触媒大木散策

   【推定400年の天然杉の前で記念撮影】

 

日本触媒木工

   【木工クラフト体験】

 

日本触媒木工2

     【木工クラフト体験・自由な発想で作品を作りました】

 

日本触媒下草刈り

   【秋に植樹活動を実施する箇所の手入れに取り組みました】

 

日本触媒水辺の生き物

   【川の中の生き物を探す子どもたち】

 

日本触媒水辺の生き物2

   【川の中の生き物の特徴等を講評】

 

日本触媒記念撮影

   【参加者全員で記念撮影】

 

 

 

 

 

 

 

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