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更新日:25年4月18日

担当:業務グループ

赤西国有林「法人の森」で新入社員研修~株式会社日本触媒~

   平成25年4月12日(金)、宍粟市赤西国有林の分収育林地「法人の森」において、株式会社日本触媒の新入社員研修「水源の森」森林実習が行われ、新たに社員となった60名が参加しました。

   はじめに、川畑署長から「今日では、かつてのような人と山との繋がりが薄れ、森林からの恩恵、ありがたみを感じなくなっています。その様な中で、3回目を迎える日本触媒の新入社員研修がこの赤西国有林で開催されていることに意義深さを感じています。研修では、自然観察会や間伐体験が予定されていますが、森林実習を通じて、山(森林)が有する働きや保全の必要性などについて体感して頂き、これを契機に皆さんがこの場所との繋がりを深めて頂ければ」と歓迎の挨拶を行いました。

   その後研修生は、当署職員やNPO法人ひょうご森の倶楽部会員の案内で、歩道整備された森林内を歩き、樹木や森林の特徴などについて話を聞きながら観察会を行いました。
   昼食後は、研修生が9グループに分かれ、ひょうご森の倶楽部会員の指導のもと間伐作業を体験しました。
  研修生の殆どが山で鋸を使うことが初めてで、鋸の使い方に苦労していましたが、慣れるに従い作業の手順を会得し、みんなで協力しながら安全に間伐作業を行いました。

   続いて場所を室内に移動してワークショップを行い、「今回の森林実習で学んだこと、気づいたこと」、「日本触媒が社会貢献活動をする意味とは」、「日本触媒の社員として明日からの行動に生かすこと」の3テーマについてグループ討議を行い全体で発表しました。 

   研修生から、「山では危険因子がいっぱいあった。そのためにも声掛けの重要性が分かった。また、一つの作業をするにしても個人ではなく、チームとして取り組む事の重要性が理解できました」、「人と森林との関わりでは、オーバーユースやアンダーユースがあり、適度な関係を保っていくことの大切さを知りました。今後森林をメンテナンスする機会があれば手を貸したい」、「水を大量に使う化学品製造企業としては、自然に対する感謝の気持ちを持ちつつ、水資源への恩返しのためにも普段から自然環境の保護活動が必要」などと発表がありました。

   研修生たちには、野外での研修でリフレッシュできた喜びと、森林・林業に対する理解が深められた一日となったようです。

署長挨拶1

   【オリエンテーション (署長あいさつ)】

 

森林散策2

   【自然観察会】

 

森林散策3

   【自然観察会(ひょうご森の倶楽部の活動リーダーから樹木等について説明を受ける)】

 

間伐4

   【間伐体験】

 

間伐5

   【ロープを使って遠隔操作】

 

6間伐

   【追い口を入れる】

 

7ワークショップ

   【ワークショップ(グループ討議で纏めたことを発表)】

 

 

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