森林林業懇談会～但馬地域の森づくりの推進を目指して～

   平成24年2月22日、朝来市和田山木材市場において、今年度4回目の森林林業懇談会を開催しました。
　今回は、一年ぶりの但馬地域での懇談会となりましたが、兵庫県の各農林振興事務所や森林林業技術センター、地元香美町などの行政機関、森林組合、林業事業体などから総勢42名の参加がありました。
　懇談会では森林管理署から、美方郡における森づくり推進協定締結、民間競争入札・複数年契約、准フォレスター、国有林野事業の一般会計化、署取組概要等について情報提供を行いました。
　続いて兵庫県朝来農林事務所から、管内の間伐実施状況や作業道の開設状況などの説明があったほか、集約化施業では、低コスト経営モデル団地として23団地が設定済との報告がありました。
　意見交換では、森林組合から、「これまでは森林整備が主体であったが、これからは搬出間伐など生産事業も求められている。現状の体制では厳しいものがあるが、取り組めるよう努力していきたい。」等の意見がありました。
　また、署が取り組んでいる林地残材の搬出について、山元利益に関することや今後取り組む予定である複数年契約についても質問があり、意見交換を行いました。
  その他、平成23年度「国有林間伐推進コンクール」の表彰を行い、優秀賞を受賞された株式会社杉下木材（代表取締役 杉下勇己）に中島署長から賞状を授与しました。

 

【懇談会の様子】

 

【懇談会の様子】

 

【杉下木材への賞状を授与】