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更新日:23年12月13日
担当:業務課
11月21日、22日に兵庫県立山崎高校森林環境科の1、2年生が国有林の現場で現地見学・実習を行いました。
山崎高校森林環境科では、森林環境を守り、森林を育て、保護していくための基礎的・基本的な知識と技術及び森林を総合的に利用する能力と態度を身に付け、「森林に携わる幅広い担い手の育成」を目標とし、現場見学実習等の体験学習を重視し、地域社会、関連機関等と連携した教育を推進しています。
21日は1年生を対象に、音水国有林のスギ・ヒノキ林木遺伝資源保存林や緑の回廊、治山事業施工地を見学しました。
250年生の林木遺伝資源保存林の倒木更新※したヒノキの大木の前では、貴重な天然林資源を見上げ、その大きさに歓声が上がっていました。
22日は2年生を対象に、緑の回廊での植付実習と生産事業地を見学しました。
緑の回廊では、野生動物の餌場の確保を目的に、スギ人工林の一部を皆伐した跡地に、ミズナラの苗木を慣れない手つきながらも一生懸命に植え付けし、併せてシカ等の食害防止のためのネット等も設置しました。
午後からは、高性能林業機械を使用した搬出間伐箇所での伐倒作業と集造材作業を見学しました。
生徒から機械の耐用年数や値段、一日の作業工程など熱心な質問がありました。
2日間を通し、職員の指導のもと真剣に取り組み、森林環境の大切さや林業の重要性等を肌で実感し、有意義な見学実習となりました。
※倒木更新:寿命や天災、伐採などによって倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと。
【天然更新木】
【千種森林官の実演による植樹指導】
【2人1組で植樹作業】
【シカ食害対策のチューブを設置】
【セラミック苗を紹介】
【ハーベスタによる造材作業を見学】
兵庫森林管理署
担当者:業務課
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