企業の森で自然観察会～株式会社日本触媒～

10月29日(土)、赤西国有林の「企業の森」において、契約締結相手方の「株式会社日本触媒」が、歩道整備と自然観察会を行い、社員とその家族43名、当署から6名の職員が参加しました。
開会式では、中島署長から森林の役割を説明する中、全員にブナのみを配るなど秋の森の恵みを具体的に紹介するとともに、楽しく自然を満喫しましょうと挨拶しました。

午前中は、今年春から作り始めていた遊歩道を完成させ、参加者全員でこの遊歩道を散策し、木の実や落ち葉を手に取りながら、秋の空気を感じながら楽しくハイキングを楽しんでいました。

昼食は、森林管理署職員の手作りのキノコ汁と弁当でお腹をいっぱいにし、午後からは、子供たちがミズナラを記念植樹したほか、国際森林年のテーマである「森を歩く」と題して、赤西国有林内の「先代杉」と名付けられた大杉やスギの母樹林、間伐箇所など、大木の森を散策しました。「先代杉」では、子供たちが幹周りを手をつなぎ、大木の大きさを肌で実感していました。

参加者は、秋色に染まりつつある赤西国有林の新たな一面に触れることができ、有意義な一日となりました。

署長挨拶1029