ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 広島北部森林管理署 > 情報コーナー > トピックス(平成24年度実施済みイベント情報) > アサヒビールとの民国連携事業 「第4回森と水の学習会」開催
更新日:2012年8月9日
担当:流域管理調整官
広島北部森林管理署とアサヒビール「アサヒの森環境保全事務所」(松岡洋一郎所長)との共催による「第4回森と水の学習会」を7月19日、「甲野村山地域美しい森づくり推進協定」を締結した協定区域内の「アサヒの森」で、庄原市比和小学校5・6年生児童19人を対象に開催しました。
開会にあたり、同署の冨田署長が、「森は、宝物です。森は山崩れなどの災害を防いだり、洪水を防ぎ水を蓄えてくれます。さらに、樹木は地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素を木の中にとりこむことで大きくなるので、地球温暖化を防いでくれます。木材で家を建てたり、木材で家具や机を作れば、木材の中の二酸化炭素は木材の中に閉じ込められたままですから、長い間、地球温暖化を防いでくれることになります。皆さんが大きくなって家を建てるときには、ぜひ木の家を建ててください。 今日、この森と水の学習会で学んだことをずっと忘れないで、森や自然を大事にする心をいつまでも持ち続けて下さい。そして皆さんが大人になったときには、そのことを子供たちに教えてあげてほしいと思います」と述べました。
「森の子体操」で体と頭をほぐした後、備北地域で同署と一体となり活動している森林ボランティア団体「びほく森のサポーターズ」の協力を得て、紙芝居「森はみんなの宝はじめようみんなで森づくり」を披露し、森林クイズも交えながら、森や水の大切さを楽しく学びながら児童らは一人ひとり、森づくりについて何ができるか、熱心に聞き入っていました。
紙芝居終了後、作業道沿いの樹木や植物等について紹介しながら約40分の自然観察を行いました。
午後からは、地元古頃(こごろ)集落の方が講師となり、昔使っていた農機具についての説明及び児童らによる牧草背負体験をしました。
また、体験学習として枝払い体験や年輪数え、広島北部森林管理署提供による輪切りの材を利用した、「世界で一つの木工クラフト作り」にチャレンジ。
児童らは、限られた時間の中で仕上げたオリジナル作品を笑顔で、お互いに見せあっていました。
最後に児童代表から「木の枝払い体験や自然観察が楽しかった。また紙芝居を通じて森林の大切さがわかった。これからも地元の自然を大切にしていきたい」と感想があり、夏の暑さに負けない児童らの元気な姿で、楽しいひとときを過ごしました。
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ボランティア団体による創作紙芝居 |
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木工クラフト作りの様子 |
「世界で一つの木工クラフト作り」の作品 |
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広島北部森林管理署