赤西国有林　～「日本触媒・水源の森」で森林整備活動～

　5月21日（土）、宍粟市波賀町に所在する赤西国有林で、法人の森林の協定を締結している株式会社日本触媒による「日本触媒・水源の森」づくり春季森林整備活動が実施されました。
　当日は朝から快晴に恵まれ、大阪や姫路方面から社員とその家族など82名が参加し、NPO法人「ひょうご森の倶楽部」の会員の協力を得ながら、樹齢160年生の水源の森で、遊歩道整備と木工教室を行いながら森の中で自然を満喫しました。
　遊歩道整備は、これまでの活動で整備を行ってきた遊歩道が、傷んできたことから、以前の活動で間伐していた木等を利用して遊歩道を直す活動を行いました。材料の丸太を現場まで運び遊歩道を直していくという力作業でしたが、今年の新人社員たちの力も加わり、崩れていた歩道も立派な歩道によみがえりました。

　また、子供と一緒に参加された方々は、親子で木工教室に参加し、サクラの枝やドングリなど自然の素材を利用して木工クラフトづくりを行い、それぞれ思い思いの作品づくりを楽しみました。子供たちのアイディいっぱいのユニークな作品が出来上がりました。
　作業終了後は、現地で作ったちまきを参加者で試食を行い活動を終わりました。参加者の皆様は、新緑の中で自然とのふれあい、心身ともリフレッシュできたと思います。

　日本触媒では、平成20年から始めた「水源の森」づくり活動も９年目を迎え、今年もあと2回の森林整備活動を予定されています。兵庫森林管理署としても、これからもますます充実した活動が実施できるよう支援していきたいと考えております。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【次長挨拶】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【作業前の準備体操】

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【遊歩道へ間伐木を運搬】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【遊歩道整備①】

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【遊歩道整備②】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【木工教室】

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【親子で木工クラフトづくり】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【参加者全員で記念写真】