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関東森林管理局

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    プレスリリース

    福島県初の林業遺産選定のお知らせ

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    令和2年5月27日
    福島森林管理署
    この度、福島森林管理署管内の大舟国有林(福島市飯坂町湯野)にある湯野風穴が、「湯野風穴種子貯蔵施設遺構」として一般社団法人日本森林学会により2019年度の林業遺産に選定されましたのでお知らせします。林業遺産への選定は、東北地方では2番目、福島県では初となります。
    湯野風穴種子貯蔵施設は、自然現象を活かした風穴により低温貯蔵を確保した施設です。戦後の積極的な植林政策の中で、国有林、民有林で植えられたスギなどの苗木が大量に必要となった時期に、苗木の増産に必要な種子の貯蔵を支えました。なお、種子貯蔵に用いられる以前は、蚕種貯蔵施設として利用されており、その再利用となっています。
    構造は、天井まで空石積となっており、風穴施設の多くが木造天井であることからすれば他に例を見ない風穴構造であり、かつ、完全な形で現存していることが特徴です。
    林業遺産としては、戦後の積極的な植林政策を支えた施設であり、ほぼ完全な形で残されていることが評価されました。
    なお、当該施設は空石積構造であり、かつ築造から長年月が経過しているため、安全上の観点から一般の方々の立ち入りはご遠慮いただきますよう、ご理解をお願いいたします。学術・研究目的で立ち入りをご希望される方につきましては、福島森林管理署へご連絡をお願いいたします。

    (参考)
      ※「林業遺産」は一般社団法人日本森林学会が、学会100周年を契機として、日本各地の林業発展の歴史を、将来にわたって記憶・記録していくための試みとして、2013年度から開始した「林業遺産」選定事業により選定されるものです。各年度ごとに、林業発展の歴史を示す景観、施設、跡地等、土地に結びついたものを中心に、体系的な技術、特徴的な道具類、古文書等の資料群が、林業遺産として認定されています。2018年度までの選定数は35件、2019年度は、湯野風穴種子貯蔵施設遺構を含め6件であり、これまでの全体では41件となります。(詳しくは日本森林学会のHPをご覧ください。)http://www.forestry.jp/activity/forestrylegacy/


    添付資料
    林業遺産「湯野風穴種子貯蔵施設遺構」について(PDF : 1,011KB)
    一般社団法人日本森林学会プレスリリース(PDF : 1,409KB)

    お問合せ先

    林野庁 関東森林管理局 福島森林管理署

    担当者:地域林政調整官
    ダイヤルイン:024-535-0121
    FAX番号:024-535-6514