令和元年度 森林総合監理士の育成研修等
令和元年度の研修実施状況
1 森林総合監理士育成(後期)2研修 R元.8.27~30
(前期の中央研修に引き続く「関東ブロック研修」を担当)
【ねらい】
森林・林業に関する広範囲な知識・技術、コミュニケーションや合意形成方法を現地における実践的手法で習得させ、市町村森林整備計画の作成や実行監理等が適切に実施できる森林総合監理士を育成する。
2 実践研修(現地検討) R元.10.16~18
地域(各ブロック)の状況に応じたテーマに基づき、現地検討及び討議等を通じて、実践的な知識・技術を学びました。
関東ブロックのテーマ : 「主伐・再造林に向けた、ニホンジカ被害対策全体構想の作成と実行について」
【ねらい】
地域のシカ被害対策の取組を総合的かつ効果的に推進するための知識・技術をさらに向上させ、対策の中核となるリーダーやコーディネーターとして関係機関等周囲と連携しつつ、被害対策の全体構想を作成し、実現に向けた取組が出来る人材の育成を目標とする。
3 林業成長産業化構想技術者育成研修(前期の中央研修に引き続く「関東ブロック研修」を担当) R元.10.29~11.1
【ねらい】
林業の成長産業化に向けて、ICT等の先端技術を活用した路線選定等による効率的かつ効果的な木材生産基盤となり得る路網計画を含む、森林の施業から木材の流通までを考慮した総合的な森づくり構想を作成に関する高度な知識・技術を有する、サプライチェーン・マネジメントまでを考えた林業成長産業化構想技術者を育成する。
関東森林管理局独自研修
1 森林総合監理士等スキルアップ研修Vol.1(広葉樹林化技術を学ぶ)R元年7.10~12
【ねらい】
生育が良好でない森林、車道や集落から遠いといった社会的要件が不利な森林等について、天然力を活用した針広混交林化等により育成複層林へ誘導するために必要な知識・技術を向上させ、科学的知見に基づき適切な目標林型、森林施業を選択することができる技術者を目指す。
2 森林総合監理士等スキルアップ研修Vol.2(森林作業道指導者の育成)R元.9.18~20
【ねらい】
高性能林業機械が活きる森林作業道の基本的考え方を学ぶとともに、これまでの作業路を恒久的な使用に耐え得る森林作業道へと改修するためのノウハウ等を習得する。
3 森林総合監理士等スキルアップ研修Vol.3(高性能林業機械作業システムの選択と運用)R元11.13~15
【ねらい】
作業システム及び路網(森林作業道)に関する基本的な知識を得ることにより、請負事業体等への効率的な作業システムの選択等をアドバイスできるフォレスターを目指す。
4 民国連携技術者育成研修(実践編)R元.7.23~26
【ねらい】
森林・林業再生、成長産業化に向けた新たな取組に対応し得る人材を養成するため、特に民国連携推進や民有林支援となる知識と技術の習得を図る。
お問合せ先
関東森林管理局 技術普及課
ダイヤルイン:027-210-1175
FAX番号:027-210-1177