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関東森林管理局

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    尾瀬大江湿原におけるニホンジカ対策について

    会津森林管理署南会津支署では、地元からの要望を受け尾瀬国立公園の福島県側にある大江湿原の周囲に防鹿柵を設置し、ニッコウキスゲをはじめとする大江湿原の植生をニホンジカによる食害から防ぎ、植生の回復を図ることを目的として、湿原の周囲約3,550mに防鹿柵を春5月頃から秋10月中旬ごろまで設置しています。
    また、南会津尾瀬ニホンジカ対策協議会(※)の活動として、協議会メンバー及び一般ボランティア参加により柵の一部の設置・撤去活動を実施しています。

    南会津尾瀬ニホンジカ対策協議会:福島県南会津地方振興局(事務局)、檜枝岐村、南会津町、福島県猟友会会津支部、尾瀬檜枝岐温泉観光協会、(公財)尾瀬保護財団、尾瀬山小屋組合、環境省関東地方環境事務所檜枝岐自然保護官事務所(オブザーバー)、会津森林管理署南会津支署(オブザーバー)

    1.シカ柵設置の経過

    平成25年度:資材運搬、設置試験
    平成26年度:設置3,470m
    平成29年度:追加設置80m、センサーカメラ設置開始
    平成30年度:センサーカメラ設置箇所追加
    令和元年度:門扉設置

    2.ボランティア参加と実施延長

    平成29年度:約40名 設置80m
    平成30年度:約80名 設置撤去800m
    令和元年度:約90名 設置撤去1,250m

    3.実施方法の改善

    ●請負事業体への早期発注
    ●雪解けから防鹿柵設置までの期間を短縮
    ●門扉、グレーチング、水辺のネット設置
    ●倒木、動物等による柵の破損の見回り

    4.湿原内への侵入防止効果

    (環境省ライトセンサス結果から)
    5~6月:31頭(平成24年)→14頭(平成28年)※柵設置完了前
    7~8月:10頭(平成24年)→2頭(平成28年) ※柵設置完了後
    防鹿柵があることをシカが認識し、近づかなくなったためと考えられる。

    5.防鹿柵設置の取組の結果

    ●柵設置期間中、湿原内のニッコウキスゲの食害は確認されておらず、開花に回復傾向が見られた。(H31・R1環境省調査より)
    ●ニッコウキスゲの開花は徐々に回復傾向が見られ、特に令和元年の開花シーズンは近年で最も開花状況が良く地元関係者から評価を受けている。
    ●協議会・ボランティアによる参加により経費の削減やシカ被害の周知につながった。

    6.今後の課題

    ●地域の関係者・ボランティア等による継続的な事業実施
    ●普及啓発
    ●捕獲の強化
    ●モニタリングの継続

    7.概要版PDF

    (概要版)尾瀬大江湿原における防鹿柵の設置(PDF : 908KB)

    お問合せ先

    会津森林管理署南会津支署

    ダイヤルイン:0241-72-2323
    FAX番号:0241-72-2334

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