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関東森林管理局

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    森林教室「枝打ち・間伐体験」

    令和3年9月に、妙高市内の下記小学校において、森林教室「間伐・枝打ち体験」を実施しました。
    9月10日   妙高小学校(4年生   13名)
    9月16日   新井小学校(4年生   56名)
    この森林教室は、妙高市の「みどりの学習推進事業」の一環として、上越森林管理署・上越地域振興局・妙高市が
    連携して市内の小学生を対象に実施しているものです。

    間伐・枝打ち体験

    妙高小学校

    新井小学校

    【枝打ち】
    枝打ちとは、節(ふし)のない良質な柱や板を作るため、また、光を森林のなかにとどけるために、ある高さまでの生き枝を、その付け根付近から除去する作業です。
    幹に傷をつけないよう注意して枝を切ります。




    【間伐】
    間伐は、植えつけてから大きく成長した木を間引きして健康な森林に導くため、また、利用できる大きさに達した木を少しずつ収穫(伐採)するために行う作業です。

    木の間隔を考えて成長の悪い木を選び、木が確実に伐倒方向に倒れるようにします。

    木を倒す方向を決めたら「受口」をつくります。
    その後、「追口」を入れて木を倒します。
    「ツル」という部分は蝶番のように、木を倒す方向を正確にする役割をはたします。

    職員がチョークで描いた白い線に沿って「受口」を作っているところです。

    体験のまとめ

    最後に体験を終えて子供たちからは

    「のこぎりを使うのは大変だったけど、木を倒せてよかった」

    という感想が聞かれました。


    今回体験してもらった森林の手入れは、大変な作業の一つですが、実際に体を動かして作業し、森林がすっきりするのを目の当たりにすることで作業の大切さを実感できたのではないでしょうか。



    お問合せ先

    上越森林管理署

    担当者:総括森林整備官
    ダイヤルイン:025-524-2180
    FAX番号:025-524-2189