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プレスリリース

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際自然保護連合(IUCN)の評価結果及び勧告について(速報)

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令和3年5月10日
林野庁
我が国が世界遺産一覧表への記載を推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関である 国際自然保護連合(IUCN)から世界遺産一覧表への「記載」が適当と勧告されましたのでお知らせします。
(環境省、鹿児島県、沖縄県においても、同時発表しています。)

1.IUCNの評価結果

我が国は平成31年2月に、ユネスコ世界遺産委員会に対して、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界遺産一覧表に記載するための推薦書を提出しました。提出された推薦書は、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合IUCN)に送られ評価を受けました。

今般、IUCNにより、本件の[生物多様性]に関する顕著な普遍的価値が認められ、同委員会に対して世界遺産一覧表への「記載」が適当と勧告されました。

IUCNの
評価結果の具体的な内容は追ってお知らせします。


(参考1)諮問機関による評価結果の4つの区分
(ア)記載(Inscription):世界遺産一覧表に記載するもの。
(イ)情報照会(Referral):追加情報の提出を求めた上で、次回以降に再審議するもの。
(ウ)記載延期(Deferral):より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの(推薦書の再提出後、約1年半をかけて再度諮問機関の審査を受ける必要がある。)。
(エ)不記載(Not to inscribe):記載にふさわしくないもの(世界遺産委員会で不記載決議となった場合、例外的な場合を除き再推薦は不可。)。

(参考2)国際自然保護連合(IUCN)
IUCN(International Union for Conservation of Nature)。国家、政府機関、非政府機関で構成される国際的な自然保護ネットワーク。野生生物の保護、自然環境及び自然資源の保全に係る調査研究、途上地域への支援等を行っている。1948年設立。

2.今後の予定

今後、第44回世界遺産委員会拡大会合(令和3年7月16日~31日)が開催され、IUCNの勧告を踏まえ、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を含む各締約国からの推薦案件について、世界遺産一覧表への記載の可否が決定されます。

<添付資料>
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産への推薦について(PDF : 453KB)

お問合せ先

林野庁森林整備部森林利用課

担当者:神山、森
代表:03-3502-8111(内線6216)
ダイヤルイン:03-3501-3845
FAX番号:03-3502-2887

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