このページの本文へ移動

林野庁

メニュー

「平成30年度中央国有林材供給調整検討委員会」概要

更新日:平成30年12月7日

森林管理局の管轄区域を超える広域的な供給ニーズにも的確に対応していくため、林業・木材産業関係者等から御知見や御意見をいただく検討会を開催。

1.日時及び場所

平成30年11月15日(木曜日) 13時15分~16時15分

農林水産省北別館 8階 林野庁AB会議室

住所:東京都千代田区霞が関1-2-1

2.議題

  • 国有林材の安定的な供給について

3.議事概要 

【委員会の検討結果】

現時点で森林管理局の管轄区域を越えた緊急の供給調整を行う必要はない。ただし、地域や品目により不足感があり、今後も引き続き注視する必要がある。

【主な意見】

北海道では、トドマツ・カラマツに不足感がある。トドマツ需要は、合板用の増加及び製材工場がカラマツからトドマツへの代替えにより増加。カラマツ需要は、競合する輸入材の高値もあり増加している。

胆振東部地震関連で原木不足となっている製材工場があるが、北海道森林管理局の立販前倒しなどの対応により原木確保ができそうである。

東北では丸太が足りないという状況。例年8月から10月にかけて丸太が足りず、昨年度は2月まで足りない状況が続いたことから、今年度が心配。

東北では素材の価格は順調に推移している。例年夏場の端境期を過ぎて、価格が安定してくるのであるが、今年は製材需要が大きく、引き続き高値取引となっている。今ぐらいの価格が来年前半までは続くというのが大方の見方。

新たな大型工場が各地でできているが、既存の工場での丸太の確保が難しくなっている。地域全体に行き渡る施策があればいいと思っている。

四国においては、台風21号により製材工場に大きな被害が発生したが、素材生産も被害を受けたので需給は釣り合いがとれていた。現在は、製材工場の稼働回復により材が足りないので価格が上がっている。

九州では、8月の雨や台風の影響により丸太の出材が減ったが、10月中旬以降は出材量が回復。新たな大型工場ができ需要が拡大するが、そこへの供給は不透明。

県森連における供給調整の可能性については、共販所でも材が集まりにくい状況であり、供給調整という面では量的に足りていない。

材価が高い時に素材生産業者は高く売りたいと言う考え方で出材しているが、材価と関係ない補助金等に出材量が左右され、結果として価格の乱高下を起こしている。材価と出材量が比例する仕組みがあればよい。

川下側に対して安定供給することが大事。価格の乱高下が国産材の競争力低下につながる。川上と川下とで連携して安定した出材をしていくことで価格が安定する。

外材高騰の影響もあり、国産材価格も上昇しているが、北米ではアメリカの住宅着工が思うほど伸びていなかった中で木材供給が伸びており、SPFをはじめとした北米材全般の価格が暴落している。1~2年前の価格にも達していない状況。今後、TPPの影響で輸入コストが安くなって行くことも注視する必要がある。

お問合せ先

国有林野部業務課

担当者:供給企画班
代表:03-3502-8111(内線6306)
ダイヤルイン:03-3593-1675
FAX:03-3502-8053