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林野庁

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現在の森林計画制度

    我が国の森林資源、特に戦後造成された人工林が利用期を迎えつつある状況下で、森林に対する国民の多様化、高度化するニーズに応え、利用と公益との調和を図りつつ持続的な森林経営を確立し、森林の多面的機能の発揮や平成32年の木材自給率50%の目標を達成していく上で、森林計画制度の役割は一層重要となっています。

    このため、現在の森林計画制度は、平成23年森林法改正に伴う制度等の改正により、国、都道府県、市町村の各段階における森林の取扱ルールを明確化し、各主体がそれぞれの役割の下、自発的な取組ができるようにするとともに、国民の新たなニーズに対応した計画内容となるよう見直されました。また、施業の集約化など効率的な施業を通じた持続的な森林経営の実現に向けた、森林所有者レベル、市町村レベルの森林計画の充実や、適切な伐採、造林を確保するための規律の充実を図り、平成24年4月1日から運用されています。

 

《森林計画制度の主な改正点》

  • 市町村森林整備計画が、地域の森林づくりのマスタープランとなるよう位置付け
  • 市町村が、森林の期待される機能(注)に応じて森林の区分を主体的に設定できる仕組みに転換
  • 森林経営計画制度の創設
  • 無届伐採が行われた場合の行政命令の新設
  • 早急に間伐が必要な森林(要間伐森林)の施業代行制度の見直し
  • 森林施業に必要な土地使用権の設定手続の改善
  • 新たに森林の土地の所有者となった場合の届出制度の創設
  • 森林所有者等に関する情報の利用及び共有の推進

 

  (注)森林の機能と望ましい姿

区分 森林の機能ごとの望ましい森林の姿
水源涵養機能 下層植生とともに樹木の根が発達することにより、水を蓄える隙間に富んだ浸透・保水能力の高い森林土壌を有する森林であって、必要に応じて浸透を促進する施設等が整備されている森林
山地災害防止機能/土壌保全機能 下層植生が生育するための空間が確保され、適度な光が射し込み、下層植生とともに樹木の根が深く広く発達し土壌を保持する能力に優れた森林であって、必要に応じて山地災害を防ぐ施設が整備されている森林
快適環境形成機能 樹高が高く枝葉が多く茂っているなど遮蔽能力や汚染物質の吸着能力が高く、諸被害に対する抵抗性が高い森林
保健・レクリエーション機能 身近な自然や自然とのふれあいの場として適切に管理され、多様な樹種等からなり、住民等に憩いと学びの場を提供している森林であって、必要に応じて保健・教育活動に適した施設が整備されている森林
文化機能 史跡・名勝等と一体となって潤いのある自然景観や歴史的風致を構成している森林であって、必要に応じて文化活動に適した施設が整備されている森林
生物多様性保全機能 原生的な森林生態系、希少な生物が生育・生息する森林、陸域・水域にまたがり特有の生物が生育・生息する渓畔林
木材等生産機能 林木の生育に適した土壌を有し、木材として利用する上で良好な樹木により構成され成長量が高い森林であって、林道等の基盤施設が適切に整備されている森林
    注)森林・林業基本計画(平成23年7月26日閣議決定)による。

お問合せ先

森林整備部計画課

担当者:森林計画指導班
代表:03-3502-8111(内線6144)
ダイヤルイン:03-6744-2300
FAX:03-3593-9565

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