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林野庁

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その他病害虫による森林被害等

更新日:令和4年9月29日

松くい虫、ナラ枯れ以外の病害虫被害と対策


 区分  被害概要  防除方法
松毛虫 幼虫はアカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、カラマツ、モミなどの葉を食害する。孵化幼虫は集団で当年の新梢の葉の片側を食べる。脱皮すると分散して針葉全体を食べる。
5月下旬~6月に終齢幼虫に針葉を食害され、マツの成長が阻害される。全葉を食い尽くされてもマツは枯死しないが、このような発生が2年続くと枯れることがある。
令和3年度被害量: 5ha
10月頃樹幹に「こも」を巻き越冬幼虫を駆除。
蛾誘灯による誘殺。
幼虫への薬剤散布。
(※1)
まつばのたまばえ 幼虫はアカマツ・クロマツ等の針葉を加害する。当年枝の針葉に虫えいを作るため、針葉の成長が著しく阻害される。この被害が2~3年続くとアカマツでは枯死する。
令和3年度被害量: - ha
寄生蜂の移植。
成虫や若齢幼虫の殺虫や産卵防止のために薬剤の散布。
抵抗性木の導入・更新を図る。
(※1)
すぎたまばえ 幼虫が新芽の伸展を阻害することにより、葉量が減少し、生長量が落ちる。
令和3年度被害量: - ha
薬剤防除。
抵抗性品種の導入。
(※2)
まいまいが コナラ、クヌギ、ハンノキ、カエデ、サクラ、クリ、カラマツなど広範囲な植物を食害。孵化幼虫は4~5月に出現し、集団で葉を食害し、生育に伴い分散する。
令和3年度被害量: - ha
庭園木や並木では卵塊をヘラなどで除去し焼却する。
若齢幼虫時には薬剤を散布する。
(※1)
すぎはだに 葉の組織に口器を挿入して葉汁を吸収する。その結果、細胞を破壊し、生理的、機械的な障害を与え、植物体全体を弱らせる。
被害の初期には雲状の斑点がみられ、被害の進むにつれて灰色色になり、葉は黄色から黄褐色に変色する。被害の激しい部分は褐色になって、枯死する場合がある。
季節的には密度の高くなる5、6月及び9~10月に被害が顕著になることが多い。
令和3年度被害量: - ha
薬材の散布。
(※2)
くりたまばち クリの芽に寄生して虫えいを作り、発芽、開花、結果を阻止され、時には枯死する。
令和3年度被害量: - ha
薬剤や天敵(寄生蜂)による防除法。
抵抗性品種による防除。
(※2)
からまつ先枯病 病原菌Botryosphaeria laricina Shangによる病害。被害部位は新梢、葉。
6月頃新梢(当年成長枝)が退緑の後、萎凋、下垂、湾曲して褐変、枯死する。
カラマツの新梢は風で傷つきやすいことから、本病は風衝地に多発し、特に7、8月頃夏台風のあとには菌の胞子の感染条件も整うことから被害が増大する。
令和3年度被害量: - ha
風衝地へのカラマツ植栽は避ける。
本病に対する抵抗性のカラマツの植栽。
(※1)
被害量は、民有林及び国有林の被害面積の合計。
(民有林については、都道府県からの報告による。国有林については、森林管理局からの報告による。)
1出展:林業技術ハンドブック(全国林業改良普及協会)
2出展:森林防疫制度史(全国森林病虫獣害防除協会)

ツヤハダゴマダラカミキリに関する情報

ツヤハダゴマダラカミキリ(Anoplophora glabripennis)は、海外では幅広い樹種の樹木を枯死させる等の激甚な被害を及ぼし、国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれており、我が国でも近年全国で道路、公園、河川敷等の様々な場所で相次いで生息が確認されています。
有害な外来カミキリへの対応は、早期発見、早期駆除の徹底によるまん延防止対策が重要であることから、生息域が限定的な今のうちに、各地域の関係者が連携して生息状況の把握と被害木の駆除等を進め、被害拡大を防止していくことが重要です。
本虫の国内における詳しい生態や被害メカニズム等についてはまだ不明な点も多いですが、現時点で収集した情報を基に、被害モニタリングや駆除の手法等について以下のリンクに整理しましたので参考としてください。

ツヤハダゴマダラカミキリ被害や同定に関するモニタリング手法等の情報はこちら
外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について(PDF : 670KB) NEWアイコン

一般の方向けの広報資料(チラシ)はこちら
ツヤハダゴマダラカミキリの生息が確認されました(チラシ)(PDF : 457KB) NEWアイコン

お問合せ先

森林整備部研究指導課森林保護対策室

ダイヤルイン:03-3502-1063

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