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北海道森林管理局

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    手を取り合って
     

    素材品等格付け勉強会を開催


    【上川南部森林管理署】 


    令和2年1月23日(木曜日)、占冠地域森林整備推進協定に基づく「令和元年度 素材品等格付け勉強会(初級編)」を占冠村との共催により村内の共同土場で開催し、村内の事業体関係者、役場職員、森林管理署職員合わせて24名が参加しました。

    はじめに占冠村林業振興室の根本室長から「素材の適切な仕分けにより木材の使途が広がったり収益の向上に繋がる」との挨拶があり、素材の品等格付けに係る座学を行った後、占冠村共同土場に移動して実際に材を見ながら一般材か原料材かを判断する実習を行いました。

    根本室長から適切な仕分けの必要性を説明
    根本室長から適切な仕分けが重要との挨拶


    座学では、3つの習得目標である「素材の採寸と径級区分」「素材の材積」「素材の欠点の種類・内容」について理解を深めました。



    本勉強会のポイントでもある「素材を適正に仕分けることの重要性」については、具体例として「原料材として販売していたミズナラ3立方メートルを、適切に仕分けをして一般材(1立方メートル当たり約2万円)として販売できると、作業員1名分以上の人件費が確保できることになる」といった話が印象的でした。

    実習では、林業事業体や占冠村などの参加者が5チームに分かれて、それぞれの丸太の径級、長級、材積、欠点、それらの結果から総合的に一般材か原料材のどちらになるかを話し合いました。
    特に素材の欠点に関しては、個人の熟練度に左右される部分が大きく、隠れた欠点の気付きもありました。

    根本室長から素材の欠点について説明
    根本室長から素材の欠点などについて説明

    チームに分かれて採寸や欠点の確認
    チームに分かれて採寸や欠点の確認

    各チームから素材の評価内容を発表
    各チームから素材の評価内容を発表

    意見交換の中で、当署の資源活用担当者から、採寸の仕方、採材時の「※延び寸」、売買に適した「※椪(はい)の大きさ」について情報提供をしました。

    森林管理署から採寸について説明
    森林管理署から採寸について説明

    最後に根本室長から「目慣らしをしておくと1椪の材積はどの位か、運材車何台分になるかといったイメージもしやすくなり、素材の販売側と買受側とのコミュニケーションも円滑になる」と言った話がありました。

    目慣らしができるようになると有利な販売につながることの説明
    目慣らしができるようになると有利な販売につながることの説明

    この勉強会は共同土場(昨年10月完成、占冠地域森林整備推進協定に基づき設置)を利用した取り組みであり、地域林業の収益向上や担い手の育成に資することが期待されています。

    今後もこの共同土場を活用した勉強会等を企画し、地域の森林林業の再生と地域振興に向けた取り組みを進めて行きたいと考えています。

    (業務グループ 地域技術官 佐藤)

    ※延び寸:規定の寸法に切断する際に、求める材長を確保するための長さ。
    ※椪:集材した丸太を同じ樹種や同じ長さごとに仕分けして集積したもの。

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271