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北海道森林管理局

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    森林のこともっと知りたい

    とわの森三愛高等学校の研修を実施


    【空知森林管理署】 


    平成30年10月19日(金曜日)、酪農学園大学付属とわの森三愛高等学校の研修を当署管内由仁国有林で実施しました。

    とわの森三愛高等学校には、通信制課程通信コースがあり、このコースでは年に2回集中スクーリングの機会を設けています。集中スクーリングでは教室での授業のほかに、校外学習として北海道の自然・文化・産業を学ぶ研修プログラムが用意されており、この研修プログラムの一環として北海道の林業を学ぶため9名の生徒が訪れました。

    林業を学ぶということで、まず製品生産事業を実施している伐採現場を見学しました。

    現場は、昭和11年植栽の82年生になるトドマツ人工林。

    担当森林官より現地の概要や人工林と天然林の違い、また人工林では植えて・育てて・伐って・また植えることで持続的に木材を生産していることなどを説明しました。

    次に製品生産事業を担当する主任森林整備官より、伐倒→枝払い→玉切り→集材→巻立という伐採作業の流れを説明し、事業受注者である松原産業株式会社のご協力により、各工程を実演していただきました。

    現地概要や伐採作業の流れを説明
    現地の概要や伐採作業の流れを説明

    伐倒→枝払い→玉切りまでの工程は、ハーベスタで行いました。

    今回の研修に際しては、あえて林業について事前に学習せずに来ていただきました。
    先生や生徒に聞いてみると、伐採はチェーンソーを使うと思っていた、いやいや俺は斧でやっていると思っていたということで、高性能林業機械であるハーベスタが瞬く間に伐倒し枝払い・玉切りを行っていく様子にみなさん驚いていました。ハーベスタによる工程が終わったところで、よほど気に入ったのかハーベスタをバックに記念写真を撮りたいということで、パチリ。

    ハーベスタによる伐倒作業実演を見学
    ハーベスタによる伐倒作業実演を見学

    ハーベスタの前で記念写真 
    ハーベスタの前で記念写真

     
    続いて、玉切りした丸太をフォワーダで集材し、土場へ巻き立てる様子を見学し、製品生産現場見学を終了。
    生徒からは、ハーベスタの重量や価格、腐れの入った材の使い道などについて質問が出ました。

    製品生産事業現場から次の植付現場へ移動します。製品生産事業現場でハーベスタを長く見学していたので時間が押していたのですが、これも気に入ったのか林道入口にあった「木を切っています」の幟の前でパチリ。みんな、普段来ることのない山の伐採現場を楽しんでいます。

    幟の前で記念撮影
    幟の前で記念撮影

    植付現場では、実際の植付作業を体験しました。
    ドイツトウヒという樹種のコンテナ苗をスペードという器具を用いて、植え付けていきます。
    笹の根が多く、植付は少し大変でしたが、全員で20本ほどの苗を植え付けました。

    スペードを使って、コンテナ苗を植付
    スペードを使って、コンテナ苗を植付

    もちろんここでも記念写真を撮影し、研修を終了しました。

    植付作業を終えて記念撮影
     植付作業を終えて記念撮影

    生徒達に研修の感想を聞いてみたところ、
    「何年で伐採するのか知らなかったが、80年生で伐採するということがわかった。思っていたより、短かった。」
    「この研修箇所の近くに住んでいるが、こんな近くでこうやって林業を行っていることを知って驚いた。」
    「都市部で生活していて周りはマンションばかり、山に来て気持ちよかったし、なによりハーベスタが恰好よかった!」
    このような声が返ってきました。

    生きた教材という言葉がありますが、今回の現場では、ハーベスタの音や迫力、伐ったばかりのトドマツのにおい、土の感触、紅葉した山の景色や空気など、普段の通信制課程での学習では味わうことのできない生の現場を見て、身体を動かす研修となりました。

    最初は生徒達の表情も若干硬かったですが、山にいるうちに表情が明るくなり、随所でおしゃべりしたり写真を撮りあったり楽しそうでした。先生からも、来年度は参加規模を拡大して継続していきたいとの意向がありました。

     今回の研修が学生生活の一コマとなり、また森林や林業の知見を広げる機会になれば幸いです。 
     




    (主任森林整備官(森林ふれあい担当)  森)

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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