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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    未来の林業・林産業の担い手を育成(3回目)

    【上川北部森林管理署】 


    旭川農業高校と下川町、上川総合振興局北部森林室及び当署との間で、平成29年5月に締結した「担い手育成の連携協定」に基づいて「人材育成プログラム」を実施しています。

    今回は、9月25日(火曜日)~26日(水曜日)の日程で、今回は同校の1年生40名を対象に下川町の町有林において植樹作業の体験実習を行いました。
    当署からは8名の職員が参加し、クワやコンテナ苗の植付器具の扱い方等について指導しました。

    クワ一本で苗木の間隔を測りながら植えていく
    クワ一本で苗木の間隔を測りながら植えていく

    翌日も町有林において、コンテナ苗(作業の効率化が期待される次世代の苗木)の植付作業を行いました。
    この日は、クワだけでなく、コンテナ苗専用の植付器具も使いながら作業を進めました。

    コンテナ苗専用の植付器具(スペード)も使って
    コンテナ苗専用の植付器具(スペード)も使って

    コンテナ苗の植付については、「前日の裸苗に比べて植えやすい」という声が、至る所から上がっていました。

    また、クワ以外の植付器具を使う中で、「この器具は楽だけど、石が多いところではクワの方が掘りやすい」といった気づきを生徒同士で話し合いながら作業を進めるなど、個々で様々な気づきがあったようです。

    コンテナ苗専用の植付器具(プランティングチューブ)を使って2人で連携して植付
    コンテナ苗専用の植付器具(プランティングチューブ)を使って2人で連携して植付


    今回の対象は高校1年生と言うこともあり、「将来の就職先は未定です」という生徒がほとんどでした。
    今回の植樹作業の体験を契機に、2年生での保育作業の体験や3年生での伐採とキャリア教育の体験を通して、生徒の皆さんが森林・林業分野に少しでも興味を持ってもらえればと考えております。
    今年度は、当署職員延べ43名が体験実習(1~3年生、延べ116名)に指導者として対応しました。
    当署としても、下川町や上川総合振興局北部森林室といった関係機関と連携しつつ、引き続き林業・林産業の人材育成に努めてまいります。 


                                                                                        (業務グループ  山﨑)

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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