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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    北海道岩見沢農業高等学校生を対象にインターンシップ(就業体験実習)を実施

    【空知森林管理署】 


    平成30年6月27日(水曜日)から29日(金曜日)にかけての3日間、北海道岩見沢農業高等学校森林科学科2年生の生徒8人(男子6人、女子2人)が当署においてインターンシップ(就業体験実習)を行いました。

    インターンシップは主体的に進路が選択できるよう、就業現場の理解を深めることなどを目的に実施されるもので、当署でもできるだけ国有林野事業への理解が深まるようなプログラムを組みました。

    初日は、まず国有林野事業の概略を知ることを目的に、イントロダクション(座学)および事業地見学を実施しました。

    イントロダクションのポイントとしては、国有林では、公益的機能の維持増進や木材供給を目的とした森林整備事業のほかに、治山事業やレクリエーションの森の活用、保護林等の森林保全対策、鳥獣被害対策など、様々な仕事を行っていることや北海道の森林の55%が国有林であり、24の森林管理署等により管理していること、森林管理署では、主に施業計画の検討や事業発注などを行い、伐採・植付などの作業は事業体が実施していることなどを説明しました。

    イントロダクションを受ける生徒
    国有林事業についてイントロダクション

    続いて、製品生産現場へ移動しました。ここでは、事業体の方にご協力いただき、ハーベスタによる伐倒・枝払い・玉切り、そしてフォワーダによる集材、土場での検知から椪積み(はいづみ)までの一連の作業を見学しました。

    この現場では、伐採事業の見学以外に、事業体社員と国有林野職員の違いを知ってもらうことも行いました。事業体の方々へ入社した理由や楽しいと感じることなどの質問があり、山が好きなので毎日現場に居られること、身体を動かすことが好き、機械を操作することが好き、成果に応じて給与が支給されることなど、国有林野職員との違いを実感したようです。

    ハーベスタによる伐倒作業を見学
    ハーベスタによる伐倒作業を見学

    午後は複層伐を実施し、トドマツのコンテナ苗の植付を実施している造林現場に移動しました。こちらも事業体にご協力いただき、コンテナ苗20本を用意して実際に生徒達の手により植付を行いました。

    コンテナ苗の植付作業を体験
    コンテナ苗の植付作業を体験

    2日目は、人工林での林況調査を体験しました。

    場所は、現在129年生になるスギ保護林。林況としては、混み合っているほか、野鼠による被害がかなり発生していることから、野鼠被害や樹冠の衰退度などについて調査を行いました。

    雨天が続いており、蒸し暑い環境のなか、カッパを着て防蜂網を着用しての作業となりましたが、1日かけて270本の調査を終えることができました。

    林況調査の様子
    スギ保護林での林況調査

    最終日の午前中は、前日調査した野帳のとりまとめです。

    樹高曲線と材積表を使って材積などを集計。haあたり蓄積は1,000m3弱、本数は収穫予想表と比較し、若干混み合っていることがわかりました。

    また、野鼠による被害状況についても集計し、平成21年度に行われている調査結果と比較したところ、野鼠による被害が拡大していることが確認できました。野鼠により大きく被害を受けた樹木は枯れ、倒れる危険があります。

    当地は、散策の場にもなっていることから、いずれ倒れる危険のある野鼠被害木を中心に伐採し混み合いを解消することで、スギ保護林を健全な状態で維持ができることなどを説明し、一連の調査実習を終了しました。

    調査結果のとりまとめ
    林況調査結果の取りまとめ(クリックすると拡大します)

    午後からは、若手職員との交流、署長との懇談を行いました。

    その中では、生徒達の関心事であるキャリアプランや異動のこと、休暇について、そしてお給料について、また女性でも体力や筋力の面で大丈夫か、職場で嫌なことはあるかなど、知らなかったことや不安に思っていたことなど多くの質問が出され、職場環境について理解を深めてもらいました。

    若手職員との交流
    若手職員との交流

    署長との懇談
    署長との懇談

     

    (主任森林整備官(森林ふれあい担当))

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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