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第2回宗谷管内林政連絡調整会議(現地検討会)を開催しました

 

平成25年11月12日(火曜日)、開催しました「第2回宗谷管内林政連絡調整会議(現地検討会)」の詳しい内容を紹介します。 

宗谷管内林政連絡調整会議は、民有林と国有林の連携を図ることを目的として設立され、宗谷流域の場合は、平成17年から毎年会議を開催しています。 (北海道森林管理局>林政連絡会議等 紹介ページ

今回は初の現地検討会というかたちで

(1)路網配置を含めた効率的な作業システムについて

(2)エゾマツ林の育成に向けて

をテーマとし、意見交換を行いました。

 

現在、北海道の国有林では林業の低コスト・高効率化を目指しており、木材生産の現場においては高性能林業機械の活用と、その為の路網整備等に取り組んでいます。

(高性能林業機械:従来のチェーンソーや集材機等に比べて、作業の効率や労働強度の軽減等で優れた性能を持つ林業機械。ハーベスタ、フォワーダ、フェラーバンチャ、プロセッサ等。林野庁>林業を支える高性能林業機械 紹介ページ

現地に到着した参加者は早速、高性能林業機械のハーベスタ、フォワーダが稼働している様子と、森林作業道の作設の様子を視察しました。現地では請負事業体の現場代理人も同席し、作業時に苦労したことや独自に工夫していることを含め路網作設・造材作業について参加者と意見交換を行いました。

振興局の参加者からは「路網の選定は誰が行っているのか?」「路網の選定や作設における注意点は?」等の質問が上がり、有意義な検討会になりました。

また、森林管理署職員から「今後はより丁寧な森林作業道の作設による、丈夫で壊れにくい道づくりや、林業専用道の開設を含めたさらなる低コスト・高効率化を検討している」との説明も行われました。

(森林作業道:森林施業のために継続的に利用する道であり、2t積程度の小型トラックや林業機械(フォワーダ等)の走行を予定するもの

  林業専用道:幹線となる林道を補完し、森林作業道と組み合わせて森林施業に利用する道。10t積程度のトラックの走行を予定するもの)  

森林作業道を移動する参加者達 意見交換を行う参加者
森林作業道を移動する参加者達 意見交換を行う参加者
ハーベスタのアタッチメント(伐倒、枝払い、玉切りを行う部分) フォワーダ
ハーベスタのアタッチメント(伐倒、枝払い、玉切りを行う部分) フォワーダ

 

 

続いて参加者は浜頓別町民有林に移動し、エゾマツ造林地の視察を行いました。

現地では宗谷総合振興局森林室職員から、エゾマツは北海道の郷土樹種として、また、広く植樹が行われているアカエゾマツよりヤニの分泌や乾燥での狂いが生じにくい樹種として注目されている事、しかし病虫害への耐性や成長速度に課題があり、積極的な植樹が行われにくかった事等について説明を受けました。

続いて、課題の克服に向けて研究が進んでいる事、林齢が上がるにつれアカエゾマツやトドマツとの成長差が解消されていく報告がある事等が解説され、実際に民有地で100ヘクタールの植林が行われている事例も紹介されました。  

エゾマツの木 エゾマツの造林地
エゾマツの木 エゾマツの造林地

 

 

当日の現地には雪がつもりすっかり冬の様相でしたが、参加者は寒さに負けることなく積極的に情報収集に努めました。また、請負事業体の方も活き活きと受け答えをされており、自信を持って仕事をしていることが伝わってきました。

今後も、民有林と国有林の一層の連携を図るために、宗谷総合振興局等民有林との情報交換を行い、地域の森林・林業の再生に少しでも寄与していきたいと考えています。 

当日のクッチャロ湖には多数の白鳥が飛来していました。冬の訪れです。
当日のクッチャロ湖には多数の白鳥が飛来していました。冬の訪れです。

 

 

 

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