ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 野塚地区ふれあい交流館構造見学会


ここから本文です。

 

野塚地区ふれあい交流館構造見学会

積丹町では、平成23年度森林整備加速化・林業再生事業の活用した「野塚地区ふれあい交流館」を建設しており、平成23年11月17日(水曜日)に見学会の開催を行いました。

事業内容は、施設(床面積283平方メートル)において、積丹町をはじめとする後志管内のカラマツ・トドマツの地域材を柱や梁など利用した施設になっています。

地域材で育った資材を利用し、地産材を利用し森づくりの取組と連携した取組についての紹介です。

木材の利用価値を高め、林業の活性化等今後の指標となる取組事例です。

建設中の見学会(平成23年11月17日)

ふれあい交流館構造化の説明

関係団体地元住民に対して「ふれあい交流館」の構造建築について説明状況

ふれあい交流館見学会

「ふれあい交流館」建設中の内部構造や利用箇所についての説明

ラミナ集成材

建築部材の「ラミナ」標本

地元カラマツ材の利用

ラミナを利用した建築部材箇所内部状況

完成見学会(平成24年1月31日)

平成24年1月31日火曜日積丹町大字野塚にて、積丹町主催で完成見学会を行いました。

概要説明では、地球温暖化防止の観点など木製品の公共事業は、木造・木質化の動きが注目される中、町有林から産出されたカラマツを使用して地域の交流施設を建設しています。

今回は地元の材を利用する流れとして

  1. 積丹町有林カラマツを、高性能林業機械による伐採する
  2. カラマツ原木をようてい森林組合にてラミナ原料の製材にする
  3. 集成加工はオホーツク管内の集成材工場にてカラマツ材ラミナの構造用集成材にする
  4. 宗谷管内のプレカット工場で加工する
  5. 建築現場で木造軸組工法にて組あげる

このよう地元材の利用を行っており、北海道立総合研究機構で行われた「地域材を使った建築物の経済波及効果」も実証されており、今後の森林整備における地域材の利用が森林・林産業の貢献及び、北海道経済の活性化につながる事が重要な視点となります。

ラミナの利用

ふれあい交流館

お問い合わせ先

後志森林管理署 
ダイヤルイン:0136-22-0145
FAX:0136-22-0106