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北海道森林管理局

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    知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。  

     

     平成25年度 第1回河川工作物アドバイザー会議を開催しました(10月31日)

    10月28日から29日にかけて、関係者47名が出席し知床世界自然遺産科学委員会第1回河川工作物アドバイザー会議を開催しました。
    28日は羅臼町内で現地検討を行い、最初に羅臼川のNo.19砂防ダム、次にモセカルベツ川の治山ダム、
    最後にケンネベツ川の治山ダムを見て回りました。

     ケンネベツ川
    現地では、河川の現況を確認しながら、防災機能を維持しつつサケ類の生息環境を、どう改善していったら良いか等議論されました。

     

    会議の様子(河川WG)

    29日は知床世界遺産センター(斜里町ウトロ)に場所を移し、主に、サケ類が自由に河川を移動し、
    産卵できるようにする為のさらなる河川工作物改良や、オショロコマ等昨年度行ったモニタリング調査のとりまとめについて話し合いました。

     

    28日は知床峠が降雪のため11時まで通行止めになるハプニングもありましたが、
    とても充実した議論ができ有意義な2日間となりました。
    11月7日からは知床峠も4月下旬まで終日通行止めとなり、知床は本格的な冬を向かえます。

     

     

    (知床森林生態系保全センター 佐藤祐吉)

     防鹿柵が完成しました(10月31日)

    今月上旬、当センターから東側に位置する森林で防鹿柵が完成しました。
     ここはエゾシカの食害がひどく、樹皮を食べられ枯死してしまった樹木がたくさんある場所です。

     

    防鹿柵

    完成した防鹿柵
     

    入り口

    4月に撮影した時の様子。詳しくはこちら

     

    この場所ではすでに多くの方々に協力いただきながら、植樹を行ってきました。
    今回防鹿柵ができたことで、シカの食害が無くなり、状況はさらに改善されるでしょう。

     

    また10月上旬には斜里高校様の協力の下、植樹活動を行いました。

    ミズナラ

     

    一度、被害を受けた森林が回復するのには時間がかかりますが、
    今後も植樹活動等を行うことで、森林再生を促していきます。

     

     


    (知床森林生態系保全センター 今福寛子)

     改良した河川工作物の現地見学会を開催しました(10月21日)

    10月17日ウトロ地域協議会の方々を知床世界自然地域内のイワウベツ川支流 赤イ川にお連れして、
    平成18年度から平成22年度に改良した河川工作物をご覧頂きながら改良工事の工法、
    その効果などをご説明してきました。

     

    ダム見学

    当初は羅臼ダムなど1日かけて4河川を見て回ることで企画し、関係者を含め20名程度が参加する
    予定だったのですが、前日、全国に大きな被害をもたらした台風26号の影響と知床峠の積雪による
    通行止めにより、少人数での実施となりました。

     

    ダム見学左

    知床連山は中腹まで白くなり、紅葉が深まった中で外気温が3度ととても寒かったですが、
    協議会の方々からは地域の情報をたくさん聞くこともでき有意義な日となりました。

     

     

    (知床森林生態系保全センター 佐藤祐吉) 

     

     

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    お問い合わせ先

    知床森林生態系保全センター
    〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東番外地
    ダイヤルイン:0152-24-3466
    FAX:0152-24-3477

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